【自作マッサージオイルの作り方】アロマオイルマッサージのやり方とは
疲れた1日の終わりに、心身ともに癒されるアロマオイルマッサージが自宅でできたら嬉しいですよね。アロマと聞くといい香りやリラックス効果をまず思い浮かべますが、悩みや目的に合わせたアロマオイルを選ぶことで、癒しだけでなくしっかり効果も感じられるんです。
お好みのアロマオイルで簡単にマッサージオイルを作る方法をご紹介しています。アロマオイルマッサージを特別な日だけでなく、日常に取り入れてみませんか。
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アロマオイルマッサージとは
アロマセラピーとは
アロマセラピーとは、精油(アロマオイル)を用いて心身を癒したり、美容や健康を促進させる自然療法のことです。精油をキャリアオイルと呼ばれる植物油で希釈したものでマッサージを行ったり、アロマポットやアロマディフューザーなどで精油の香りを楽しんだりします。
他にも手作りの化粧品に精油やハーブを用いたりと、生活の色々な場面で取り入れることができます。良い香りにリラックスできるだけでなく、しっかりと心身のトラブルや健康促進にアプローチしてくれるのが嬉しいですね。
アロマオイルマッサージって?
アロマオイルマッサージとは、アロマオイル(精油)をキャリアオイルと呼ばれる希釈用の植物油に混ぜたオイルを用いて、手のひらでマッサージを行うことです。
この時にアロマオイル(精油)の濃度は1%以下になるように調合します。マッサージオイルの作り方については後程ご紹介します。精油をマッサージに使用したり化粧品として肌に使う場合は、必ず天然のアロマオイル(精油)を使いましょう。
アロマオイルの香りに癒されるだけでなく、心身の悩みに合わせたアロマオイル(精油)やキャリアオイルを選ぶことで、よりマッサージの効果を高めましょう。
使用する前に
アロマオイル(精油)の使用にはいくつかの注意点があります。マッサージオイルを使用する前に注意点を確認しましょう。
精油は必ず希釈して使う
精油は天然の成分ですが、植物の力が濃縮された非常に刺激の強いものです。原液を直接肌につけないように注意してください。マッサージオイルなど肌に触れる場合は1%以下に薄めて使用しましょう。
妊娠中の方や授乳中の方、乳幼児は要注意
妊娠中や授乳中の女性の体は非常にデリケートです。精油の中には子宮を刺激してしまうものや、妊娠中には使用が不向きな物もあります。特に妊娠初期は要注意です。
妊娠中期や妊娠後期など体調が安定してきて精油を使いたい場合は、妊娠中でも使えるものか確認したうえで使用しましょう。出来るだけ医師や助産師、アロマセラピストに相談したうえで使用しましょう。マッサージなどで体に直接塗るのではなく、芳香浴などで取り入れるのもおすすめです。
乳幼児も精油の使用に注意が必要です。特に乳児には精油は刺激が強いので、乳児の体調や機嫌のいい時にキャリアオイルだけを使って優しくマッサージしましょう。
精油を水蒸気蒸留で抽出されたときにできる副産物である、芳香蒸留水(フローラルウォーターやハーブウォーター)は刺激も少なく、乳幼児にアロマの効果を取り入れたいときにおすすめです。
また、精油が乳幼児の手に触れないように保管や使用には注意しましょう。
どちらの場合も使える精油を確認し、体調や精油の使用に不安があるときはマッサージはやめておきましょう。
パッチテストをしてから使う
精油は体質やその時の体調次第で体に合わないこともあります。マッサージに使用の際には、まずは精油をキャリアオイルに希釈したマッサージオイルを二の腕の内側に塗り、塗った直後や1日後、2日後に肌に異常がないか様子を見てから使用しましょう。
肌が敏感な方は、まずは精油を通常の濃度より薄い濃度で試してみましょう。
アロマオイルマッサージのやり方
いつやるのが良いのか
お風呂上がりの体が清潔で血行が良くなっているときにマッサージをするのがおすすめです。心身ともにリラックスしている状態で行いましょう。やや暗めの照明がリラックスできておすすめです。室温も心地よいと感じる温度に調節しましょう。
マッサージの仕方
マッサージは暖かい手のひらで行います。暖かい手のひらだと精油の成分も体に浸透しやすくなり、より精油やマッサージの効果を体感できます。
まずは手のひら全体にオイルをのばし、体温でオイルを温めます。マッサージする部分に手のひら全体を使って、軽くなでるように圧をかけてオイルをのばしながらマッサージしていきます。部分的にやや強い圧をかけると気持ち良く感じます。
リンパの流れを意識して行うとより効果的です。手のひらの滑りが悪くなったらオイルを足し、摩擦で肌を痛めないようにしましょう。
リンパを刺激していますので、体のむくみ解消にも一役買ってくれるでしょう。
マッサージ後にべたつきが気になる場合はタオルで優しく抑えるように拭きましょう。マッサージをする時間がない時は、お風呂上がりにボディオイルのようになじませるだけでも効果的です。
オイルのいい香りのリラクゼーション効果と共に、オイルの持つ保湿効果なども期待できます。
次ページ:行う際の注意点
行う際の注意点
自宅で行うマッサージでは、痛いところを過度にマッサージすると痛みが増すことがあるので注意しましょう。また、体調が悪い時やケガをしているときのマッサージは体に負担をかけてしまいます。飲酒後や空腹時、食後のマッサージも避けましょう。
キャリアオイルについて
キャリアオイルとは
キャリアオイルとは、マッサージオイルの基材となる天然の植物油です。精油は原液のままだと刺激が強すぎるので、通常肌にそのままつけることはありません。必ずキャリアオイルで精油を希釈してマッサージオイルを作りましょう。
キャリアオイルのキャリアとは「運搬する」という意味で、精油の成分を体の中に運んでくれる役割も持っています。100%天然の植物から抽出したオイルがおすすめです。
マッサージオイルの作り方
キャリアオイルを選ぶ
まずは使用するキャリアオイルを選びましょう。マッサージに特におすすめのオイルはホホバオイル・スイートアーモンドオイル・グレープシードオイルです。値段も手軽で初心者にも扱いやすいオイルです。
濃度が1%以下になるように精油を配合する
キャリアオイルに好みの精油を1%以下になるように配合します。全身をマッサージする場合は20~25ml、部分的にマッサージする場合は5~10ml程度必要です。
オイルは酸化すると品質が変わってしまうので、1回のマッサージで使いきれる分だけ作るのが理想です。多めに作る場合は瓶などに入れて直射日光を避けて保存します。2週間以内に使い切るようにしましょう。
精油1%の濃度のマッサージオイルの作り方は以下の通りです。精油の種類によって差はありますが、精油の1滴は約0.03~0.05mlです。
【5ml】
キャリアオイル…5ml
精油…1滴
【10ml】
キャリアオイル…10ml
精油…2滴
【20ml】
キャリアオイル…20ml
精油…4滴
【30ml】
キャリアオイル…30ml
精油…6滴
精油は何種類かを好みでブレンドしても構いませんが、必ず合計が1%以下になるように配合量には注意しましょう。
【例】20mlのマッサージオイルを作る場合
ホホバオイル…20ml
ラベンダー精油…2滴
ゼラニウム精油…2滴
キャリアオイルの種類
ホホバオイル
全ての肌質におすすめのホホバオイルは、植物性の液体のロウなので正確にはオイルではなく植物性のワックスです。脂っぽさも少なく浸透しやすいので、初心者にもおすすめです。
安定性も高く、使用期限も1年以内と長いので使いやすいオイルです。ワックスなので低温になると固まりますが、常温で元に戻ります。皮脂のバランスを調整してくれる働きがあるので、乾燥肌の方だけでなくニキビや皮脂が気になる方も使えます。
スイートアーモンドオイル
アーモンドの種が原料のすべての肌質におすすめのオイルです。やや粘性があり肌へのあたりもやわらかく、ゆっくりと浸透するので敏感肌や赤ちゃんのケアにも使えます。
ビタミン類が豊富で、皮膚を柔らかくする働きがあります。保存期間は3~4ヶ月とやや短いので少量ずつ購入し、早めに使い切りましょう。
グレープシードオイル
普通肌から脂性肌の方におすすめのオイルです。ブドウの種が原料のさっぱりとした使い心地のオイルで、夏場や広範囲のマッサージに向いています。
肌に潤いを与え柔らかくする効果があります。やや酸化しやすいので3ヵ月以内に使い切り、衣服やタオルに付いたオイルはすぐに洗濯しましょう。
ピーチカーネルオイル
乾燥肌、アトピー肌、年齢が気になる肌におすすめのピーチカーネルオイルはモモの種子の仁からとれるオイルです。やや粘性があり皮膚を保護してくれるので、荒れた肌や湿疹のある肌にもおすすめです。
使用期限の目安は3~4ヶ月とやや短いので、早めに使い切りましょう。ピーチカーネルオイルよりもさらっとした感触が好みなら、少し値段は高くなりますがアプリコットカーネルオイルも美容効果が高くおすすめです。
カレンデュラオイル
キク科の花を植物油に浸して抽出したオイルです。荒れた肌や赤ちゃんのスキンケアにおすすめで、傷や炎症や抑えて、皮膚や粘膜の再生を促してくれる働きがあります。
赤ちゃんのおむつかぶれや授乳中のお母さんの乳頭のケアにも使えます。使用期限の目安も3ヶ月以内と短く、他のオイルと比べてやや高価なオイルですが、赤ちゃんがいる方は持っておきたいオイルです。
まとめ
いかがでしたか。アロマオイルの種類や、マッサージ方法を紹介してきました。自分に合ったオイルを選んで、リラックスしながらやってみてくださいね。
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