顔のテカリをどうにかしたい。顔がテカる原因と解決方法
メイク後、ふと気付くと顔のテカリが。脂取り紙は携帯必需品。という方は少なくないでしょう。顔のテカリをどうにかしたいけれど、脂症だから仕方ないとあきらめていませんか?
そのような方のためにこの記事では、顔がテカる原因と解決方法をご紹介していきます。ぜひ、顔のテカリのお悩みとお別れしませんか?
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1.顔のテカリの原因は?
メイク後、時間が経っても涼し気な顔をしている人もいるのに、どうして自分は顔がテカるのだろう?と思われますか?テカらないファンデーションといううたい文句のファンデーションを使ってもテカってしまうという方は少なくないでしょう。そこで、テカリの原因をいくつか見ていきますので、ご自分がどれに当てはまるか参考にしてくださいね。
1.乾燥による皮脂の過剰分泌
顔のテカリが生じる原因として考えられるのが、乾燥により皮脂が過剰分泌されているという点です。乾燥しているのに、皮脂が多く出るっておかしくない?と思われるかもしれません。しかし、これが肌のメカニズムなのです。
肌には、本来、皮膚を守るためにある程度の皮脂が必要とされて分泌されています。バリア機能を果たしているのです。天然の保護クリームのようなものです。しかし、この必要な皮脂を洗顔でごしごしと落としたり、洗顔の回数が多かったり、毛穴パックを乱用したり、脂取り紙を使い過ぎたりして奪い取ってしまうと、皮膚を守るために私たちの体はより一層の皮脂を分泌するのです。
また、乾燥の原因としては、他にも、保湿が十分でない、エアコンによる乾燥、食事の栄養バランスの乱れ、紫外線にあたる、加齢など様々な要因が挙げられます。顔のテカリというと脂症と思いがちですが、実は乾燥肌だからテカるということがあるのです。
2.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れも顔のテカリが生じる原因の1つです。男性ホルモンが増えたり、生理前に女性ホルモンのプロゲステロンが増えたりすると、皮脂の分泌が活発になります。ホルモンバランスが乱れる原因としては、ストレスや食生活、運動不足、ダイエットのし過ぎ、更年期など様々なものがあります。
3.ストレス
ホルモンバランスの乱れとも関連がありますが、ストレスにより自律神経が乱れて皮脂が多く分泌されて顔のテカリが生じることがあります。自律神経というのは、交感神経(活動時や緊張、興奮している時に働く)と副交感神経(睡眠時やリラックスしている時に働く)がバランスよく働く時に、心身は健康な状態に保たれる仕組みです。
しかし、ストレスなどにより自律神経のバランスが乱れると、交感神経が優位に働くようになります。そうなると、男性ホルモンの分泌が増えて、皮脂の分泌が増えてしまい、テカリが生じるでしょう。ストレスが溜まっていたり、睡眠不足になっていたりする時に、顔がテカるという方は、これが原因かもしれません。
4.遺伝
貌のテカリの原因として、遺伝というものがあります。もともと脂症肌で、皮脂の分泌が多いという方です。皮脂腺がもともと大きいことが原因と見られます。
ですが、遺伝でテカっているとしても対処方法がないわけではありません。また、遺伝と思っていたら実は、先ほど取り上げたような乾燥やストレスなどが原因だったという場合もあります。ですから、次にご紹介する解決方法を一度試してみて、遺伝なのかどうかを見極めてみるのも良いかもしれません。
2.顔のテカリの解決方法とは?
顔のテカリの原因となることを避けることで、テカリを解消することができます。次の3つの点を特に心がけてみるのはいかがでしょうか?
1.洗顔方法を変える
洗顔の仕方次第で、肌の状態は大きく変わります。洗顔ぐらいでと思われるかもしれませんが、美肌の方の洗顔の方法をテレビなどでご覧になったことがあるかもしれません。とても丁寧に行っていませんでしたか?
顔のテカリを解決するにも、肌の調子を左右する洗顔方法を見直してみましょう。テカリの原因の多くは乾燥でした。ですから、乾燥を招かない洗顔方法を行う必要があります。
次の手順で行うことをおすすめします。
1.手を清潔にする
2.洗顔料や石鹸をしっかりともこもこの泡に泡立てる(泡立てネットなどを使用する)
3.Tゾーンなどの脂が多いところから泡をのせる
4.常に手と顔の間には泡があるようにして、泡で優しく優しく洗う(決してごしごしとしない)
5.目元や口元の皮膚の薄い部分は、泡をのせるだけで良い
6.32度ぐらいのぬるま湯で20回ぐらいすすぐ(決してごしごしとしない)(熱いお湯は乾燥するので避ける)
7.タオルでポンポンと優しく押さえるようにして水分を拭き取る
2.保湿を丁寧に行う
洗顔を正しい手順で行ったら、すぐに保湿をしましょう。時間が経てば経つほど肌は乾燥します。遅くても3分以内に保湿をするようにしてください。洗顔をした時に、皮脂が分泌される毛穴が開いた状態になっています。
そのため、その毛穴を早く引き締めるようにする必要があります。開きっぱなしだと、皮脂の過剰分泌、毛穴の皮脂詰まり、黒ずみなどの原因となりかねません。
保湿は、化粧水、美容液、乳液かクリームを適量使うようにしてください。脂っぽいからと言って、化粧水だけで済ませていませんか?それは、乾燥を助長してしまうので、化粧水、美容液は必ず使うようにしましょう。量をケチると、いくら保湿効果の高い商品を使っても本来の効果を発揮してくれません。ですから、特に化粧水はケチらずにたっぷりと塗ってください。
そして、乳液やクリームが必要かに関してですが、乾燥によるテカリがある方は、塗った方が良いですが、遺伝によるテカリがある方は、乳液やクリームは必要ないかもしれません。ただし、乳液やクリームの商品にもよりますから、使ってみた肌の状態によって加減するようにしてください。
3.脂取り紙を使い過ぎない
テカリがあると、ついつい脂取り紙でテカリをオフしたくなりますよね。そして、ファンデーションを塗るということを繰り返していませんか?脂取り紙を何度も使い過ぎると、皮膚に必要な皮脂まで奪い取り、さらに皮脂を分泌させる悪循環を生みます。テカリを取って、化粧直ししたい場合は、ティッシュで押さえる程度で十分でしょう。
4.ストレスを解消する
ストレスを溜めないようにすることもテカリの解消には必要です。ホルモンバランスの乱れや自律神経のバランスの乱れを生むストレス。全くストレスのない生活というのは、誰もが願うことですが、現実問題難しいですよね。
そこで、自分でストレスを軽くできることを生活に取り入れてみましょう。仕事や家事や、育児や学業などで忙しいと、自分を癒す時間をなかなか持てないという方も、ほんのちょっとした時間に自分を癒せることを行ってみませんか?
好きな音楽を聴く、お風呂にゆっくり浸かる、本を読む、おいしいものを食べる、友達と話す、映画を見る、散歩をする、ストレッチをするなど、自分の好きなことをする時間を楽しむと肌の状態も整ってくるでしょう。気持ちを前向きに持って、見方をポジティブにするだけで、ストレスがある状況は変わらなくても、ストレスを感じる自分の気持ちは変わってくる場合もあります。
3.遺伝の場合の解決方法とは?
遺伝によりテカリが生じる元来の脂症肌の方は、どうしたら良いのでしょうか?スキンケアの際に、収れん化粧水という、肌を引き締め皮脂を抑える効果のある化粧水を使ってみることはおすすめです。また、食事も脂質の多いものを今より抑えてみることも試してみてください。また、遺伝のテカリの場合も、脂取り紙を多用して皮脂を取り過ぎないように気を付けましょう。
顔のテカリを抑えて涼し気美肌に!
顔のテカリが生じる原因と解決方法についてご紹介しましたが、参考にしていただけたでしょうか?いつも涼し気な顔って憧れますよね。日々のケアの仕方や、ストレスを溜めないことでそれを手に入れられるかもしれません。ぜひ、今日から試してみてくださいね!
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