【竜宮城展望台の見どころ】美しい宮古島の眺望とアクセス・駐車場
竜宮城展望台から眺める宮古島の眺望は、絵画のように美しいものです。青い海、右手に伸びる来間大橋、そして対岸には東洋一美しい白浜と名高い与那覇前浜ビーチが横切っています。
そんな絶景を一望できる竜宮城展望台。カメラを構えれば、誰だって一流のカメラマンになれちゃいます。
本記事では、竜宮城展望台を楽しむための情報や周辺のおすすめスポットをご紹介します!
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宮古島「竜宮城展望台」の基本情報
今回ご紹介する「竜宮城展望台」は、宮古島列島の来間島にある3階建ての展望台です。来間島は全体的に平坦な地形のため、島を見渡せる場所はあまり多くありません。そんな来間島にある展望台の中でも随一と言われているのが「竜宮城展望台」です。
竜宮城展望台とは
竜宮城展望台は、来間島の観光スポットの筆頭として挙げられる有名な展望台です。
竜宮城展望台の1番の魅力はなんといっても、そこから一望できる沖縄の海!目の前には生い茂った木々と珊瑚礁が織り成す鮮やかなグラデーションのコントラストが広がり、対岸には与那覇前浜ビーチの眩しい砂浜が横切っています。
竜宮城展望台は宮古島にある宮古空港から車で20分ほどで行ける好立地。しかも入場無料です。宮古島へ来たのなら観光先としてチェックしておきましょう。
竜宮城展望台へ行く時の注意点
竜宮城展望台は高台にあるため風が強いです。竜宮城展望台に昇る時は帽子や荷物が風で飛ばされないようにご注意ください。
また、夏に観光する予定の方は、日焼け対策を忘れないようにしましょう。紫外線が非常に強いので、対策を怠ると厄介な日焼けをしてしまいます。
UVカット率が高い日焼け止めを適量、1~2時間ごとに塗り直すようにすると安心です。
竜宮城展望台へのアクセス・駐車場
住所:宮古島市下地来間
駐車場:あり(50台)
トイレ:あり
利用料金:無料
電話番号:0980-73-1881(宮古島観光協会)
竜宮城展望台へ車で向かう場合、宮古空港からの所要時間は約20分ほどです。来間島へ繋がる来間大橋を渡った後に右折して道なりに進んでいけば到着です。
竜宮城展望台へ行くには、観光タクシーなどを利用するか、レンタカーを借りてアクセスするのがおすすめです。
宮古島でレンタカーを借りる場合、利用日や車種によって異なりますが、利用料金は大体1日約2,500円~です。宮古列島を自由に見て回りたい方は、レンタカーの利用料金も予算に含めて予定を立てると良いですよ。
竜宮城展望台の歴史
来間島の人々は竜宮神という海の神様を昔から大切に崇めてきました。来間大橋が完成する前まで、来間島の主な交通手段は船だったため、船旅の途中で事故に遭わないようにと竜宮神へお祈りしてきたのです。
来間大橋が完成してからは、島外へも安全で簡単に行き来できるようになりましたが、竜宮神に対する感謝を忘れてはいけないという思いから、竜宮城展望台という名前が付けられました。
竜宮城展望台の見どころ、楽しみ方
竜宮城展望台の見どころで特筆すべきは沖縄の海を一望できる壮大な景色です。圧巻の景色を楽しめるのに、なんと入場料は無料! お財布に優しいところも嬉しいですね。
竜宮城展望台で美しい眺めを堪能した後は、公園にある休憩スペースでゆっくりと過ごすのも沖縄旅行の醍醐味です。忙しい日常から少しだけ離れてゆったりとした沖縄時間を満喫しましょう。
竜宮城展望台の下にはお土産屋さんもありますので、お買い物を楽しむのも良いですね。
美しい宮古島の眺望
竜宮城展望台は3階建てのこぢんまりとした展望台です。体力にあまり自信がない方やお子様でも難なく昇れる階数なので安心ですよ。
竜宮城展望台は上階へ向かう階段にも覗き穴のような小窓がしつらえてあるのですが、その小窓に切り取られた眺めも非常に美しいです。小窓から見える景色を見て気分を高めながら階段を昇るのも良いものですよ。
小窓から見える眺望で期待感を募らせながら3階に到着した時、眼前に広がるのは宮古島を一望できる圧巻の美景です。沖縄の珊瑚礁が織り成す鮮やかな青のグラデーションと対岸に見える与那覇前浜ビーチの眩しい白浜に思わずため息がもれます。
沖縄の海の美しさは全国的に有名ですが、その海を肉眼で確かめるとその美しさを再確認する事ができます。
可愛らしい外観
竜宮城展望台の外観は、オレンジ色の屋根にクリーム色の外壁というユニークで可愛らしいものです。以前は瓦が敷かれた屋根に龍の装飾という、まさに竜宮城をイメージしたデザインでしたが、来間島に上陸した台風でこれらの装飾は崩壊してしまいました。
竜宮城展望台で瓦や龍の装飾は安全を確保ができない事から、装飾崩壊後も修復は行わず現在のペンキ塗りの外観で落ち着いています。
来間島憲法
来間大橋が架橋してから、来間島には観光客を始めとする来島者がたくさん訪れました。綺麗な来間島を守っていきたいというおじい、おばあの思いから来間島と来島者の間で「来間島憲法」が締結されています。
しかし、この来間島憲法に法的な拘束力はなく、来間島憲法の第八条では「来間島憲法は特に強要されるものではなく、各個人の任意を要とする」という沖縄県民らしい大らかな文言が綴られています。
来間島憲法の愛嬌のある文言からは、来間島を愛する島民たちの気持ちが伝わってきますね。来間島の美しい景観を守るため、ポイ捨てなどの迷惑行為は控え、節度を持って観光を楽しみましょう。
タコ公園
竜宮城展望台で美しい景色を楽しんだら、来間島を散策してみるのもおすすめです。竜宮城展望台のわきにある遊歩道を進むとタコ公園という変わった名前の公園があります。
インパクト抜群な名前ですが、タコ公園の遊具もとってもユニーク!タコ公園の中心には大きなタコの遊具が鎮座しているのです。
来間島では昔からよくタコが獲れ、タコ公園の近くには来間島に伝わる伝説の聖地があります。そのため、「ご多幸が海からくるように」という願いから「ご多幸」を「タコ」にかけて、タコ公園と名付けられました。
タコ公園のルーツを知った上で訪れると、来間島民の思いを垣間見る事ができる良い観光スポットです。
マツ展望台
来間島には、竜宮城展望台の他にもマツ展望台という展望台があります。マツ展望台を企画したのは、当時の役場職員である来間光雄さん。
来間さんは、来間大橋が架橋する前、宮古島から渡航してくるポンポン船を今か今かと待っていた思い出の場所に、マツ展望台を設立しました。
来間さんが母の帰りを待つ場所は琉球松の林を抜けて行った事もかけて「マツ展望台」と名付けられました。名前の由来もとても素敵ですね。
マツ展望台のは琉球松の木陰にいるような、リラックスできる雰囲気になっています。マツ展望台から見える景色もとても綺麗なので、島内観光の際の休憩場所として利用すると良いですね!
竜宮城展望台まとめ
竜宮城展望台は、まさに来間島のシンボルとも呼べる一押しの観光地です。来間島は、一周9kmの小さな島ですが、その中には来間島民が島を大事にしている思いがギュッとつまった素敵な島です。
竜宮城展望台だけでなく、周辺のお店や公園をマイペースに散策しながら地元の人と交流すると良い思い出になるでしょう。観光客でごった返すメジャーなスポットでは決して味わえない魅力です。
沖縄旅行をお考えの方は、ぜひ来間島への来島も検討してみてはいかがでしょうか? この記事を参考にして竜宮城展望台を思いっきり楽しんでくださいね!
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