カリブ海に面するベリーズに訪れるなら絶対行きたい観光スポット5選
あなたは中米の「ベリーズ」をご存知ですか?
おそらく正式な国名とベリーズがある位置を言える方は少ないのではないでしょうか。ベリーズは中米のユカタン半島の付け根にある、カリブ諸国で「唯一英語が通じる」小さな国なんです!また、旅行しに行くのに「ビザが不要」になったんです!これなら気軽にいけて、旅行計画もガラッと変わってきますよね。
そこで本記事では、「ベリーズ」についてご紹介致します。
中米近辺を観光する予定のあるかたやベリーズってなんだ?と興味を持っている方はぜひご覧になってください。
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ベリーズってどこにある?
ベリーズは中央アメリカ北東部、ユカタン半島の付け根の部分に位置する英国領の国です。
北にメキシコ、西にグアテマラと国境を接していて、南東にはホンジュラス湾を挟んでホンジュラスがあり、東はカリブ海に面しています。
首都はベルモパンでカリブ海とマヤ遺跡と熱帯雨林の国と言われています。カリブ海諸国で唯一、英語が通じ、治安も比較的いいところです。
日本からの行き方は?
「ベリーズ」へは一体どうやって行ったらいいのでしょうか?
まず飛行機の場合、アメリカのヒューストンかアトランタ経由のフライトがあります。日本からの直行便はないので、飛行機でも24時間以上はかかります。
またクルーズの場合、大型船で中にスケートリンクまである「リバティ・オブ・ザ・シーズで行く西カリブ海クルーズ」などのツアーが旅行会社より催行されているようです。
「リバティー・オブ・ザ・シーズ」は、2007年5月就航で重さはなんと16万トン!飛鳥Ⅱの約3倍です。
小さな船にない設備としては、船上サーフィン、ゴルフシュミレーター、ロッククライミング用壁面、アイススケートリンクがあり、お客を飽きさせない完璧なエンターティメント施設を有しています。
ビザが「不要」のベリーズ
2014年12月まで日本人でもビザが要る数少ない国だったベリーズですが、現在ではビザが不要となりました!これにより、ぐっと行きやすくなったことは事実です。
ビザがいるかどうかで旅行計画まで変わってきますよね。
ナマ「インディ・ジョーンズ」のような洞窟がある?!
ベリーズ・シティから約2時間、ベリーズの中央部の鍾乳洞『アクトゥン・チュニチル・ムクナル洞窟』。そのままでは舌を噛んでしまいそうなので、頭文字を取り『ATM洞窟』と呼ばれており、ベリーズを訪れる旅人たちにとって隠れた人気スポットとなっています。
入り口ですでに池のように水たまりになっており、「ピクニック感覚」というよりは、ちょっぴりハードな探検になりそうです。もちろん専門のガイドさんと一緒に入っていきますが、時に水に潜ったり穴をくぐり抜けたり、擦り抜けたりすることもあり、ある程度身体を張る必要があります。
なお、洞窟内はマヤの人達が生贄にしたリアル人骨、儀式に使ったツボなども残されており、「インディ・ジョーンズ」の映画の世界をリアルに体験できます。
参考サイト:Veltra
世界第2位のリアル「青い珊瑚礁」
ベリーズにはオーストラリアの「グレートバリアリーフ」に次ぐ世界第2位の珊瑚礁帯【Hol Chan(ホールチャン)】があります。
「青い珊瑚礁」という歌がありましたが、普通に日本にいるとどんなものか見ることはできないですよね。まさに「青い珊瑚礁」とはこういうものを言うのだということが、ここ「ベリーズ」で体験できてしまいます。
信じられないような青い珊瑚礁(ブルーホール)の海には、エイやウミガメ、サメなどがいますが、保護区域のためか、おっとりしており人間を恐れたり襲ってきたりはしません。この中でダイビングをするのは、世界中のダイバーの夢だそうです。
この青い珊瑚礁「ホールチャン」に行くには、「キーカーカー」と言う場所からの出発となります。首都ベリーズシティから船で1時間。ダイビングやシュノーケリング、そしてセスナ機で「ホールチャン」ブルーホールを見るための出発地点となります。
また、サンセットが、美しいスポットでもありますので、たくさんあるレストランなどに早めに入って待機しておくのもいいでしょう。
20以上の「マヤ遺跡」が密林に潜む
ベリーズの密林には20以上の「マヤ遺跡」が密林の中に潜んでいます。マヤ文明は1500B.C.頃から900A.D.までの繁栄期を経て、その後15世紀まで続きましたが、その中でベリーズが文化の中心となった時期がありました。
中米にはいろいろな国に、たくさんのマヤ文明の遺跡がありますが、グアテマラのティカル遺跡よりも大きなカラコル(Caracol)遺跡やマヤ文化中で最も高い建設物のあるシュナントニッチ(Xunantunich)遺跡等、見所は沢山あります。
中でもカラコル遺跡は幅100m・奥行き120m、高さ42mのベリーズ最大のマヤ神殿です。
マヤ遺跡を訪れるツアーは日本からインターネットで申し込めるものがおすすめ。遺跡までは送迎がつき、四輪駆動でオフロードの道を疾走します。運が良ければ珍しい野生のオオハシ科の鳥、トゥーカンを見ることができるかも。
参考サイト:ベリーズ唯一の日本人エージェント
珍獣が満載「ベリーズ動物園」
中米ベリーズの動物園なんて、多分一生に一度か二度の訪問に違いありません。珍しい動物が満載なので、是非行ってみて欲しいと思うほどオススメです。
まず、国鳥であるオオハシ科のくちばしがカラフルな鳥「トゥーカン」をはじめ、国獣である「バク」などの珍獣がいます。また5ドルの追加料金で、バクにエサやりをしたり、ヘビを首に巻いたりできます。動物園で見るのとは違う、リアルな動物たちの生態にびっくりすることまちがいなしですよ。
さらに日本の動物園のように遠巻きから見るだけではなく、えさやりができたりと、動物にフレンドリーに接することができるのも魅力です。
【名前】ベリーズ動物園
【住所】Mile 29, George Price Highway, Belize City, Belize
【電話】+501 822-8000
【営業時間】午前 8:30 – 午後 4:30
【定休日】無休
参考サイト:H.I.S
「離島ツアー」が楽しい!
ベリーズをはじめ、カリブ海にはキー(Caye)と呼ばれる島や無人島がたくさんあります。自分で行くのもいいのですが、ツアーをコーディネートしてくれる現地旅行社もあります。
ほとんど無人島のようなところで、シュノーケリングやバーベキューなどの体験などは、やはり現地旅行者に依頼するならではの体験です。
また、宿泊アレンジも可能!せっかくの透明度が高い青い海ですから海を思いっきり楽しみましょう!
参考サイト:ベリーズ唯一の日本人エージェント
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は、メキシコとグアテマラ、ホンジュラスに挟まれた、ユカタン半島付け根の小さな国「ベリーズ」をご紹介しました。
同じカリブ海諸国でも島に浮かぶジャマイカやキューバほど派手ではありませんが、それだけに無人島体験などができるのも魅力です。
また、マヤ文明の遺跡めぐり、世界中のダイバーの憧れ、ブルーホール、人骨があり、「インディージョーンズ」の世界をリアルに体験できる洞窟探検。
そして国鳥や国獣のいるこじんまりとした動物園など、アクティビティーの数は少ないですが「ベリーズ」には、十分楽しめるところも一杯あります。中米の旅では是非、「ベリーズ」に寄る計画も忘れずに!
世界中を楽しむクルーズ情報はWorld_Cruise http://world-cruise.jp/