「白い村」の魅力を味わう!マラガのおすすめ観光スポット6選
あなたはスペインの「マラガ」に行ったことがありますか?マラガの特徴としてまず挙げられるのが、白い壁です。この白い壁から、マラガは「白い村」と呼ばれて親しまれています。
しかし、どこを観光すればよいかわからないといった方も多くいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マラガの特徴と、その魅力を十分に楽しむことのできる観光スポットをご紹介します。
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マラガの特徴を知ろう
ここではまず、マラガの特徴をご紹介します。どのような場所かを理解しておくとより深く観光を楽しむことができます。
マラガはどこにある?
スペインのマラガはどこにあるのでしょうか?まず、位置を確かめてみましょう。
マラガはイベリア半島の南端、ヨーロッパ大陸でも西の端にあります。海を挟んで、対岸はアフリカのモロッコ。肉眼で見えるところにアフリカと、ロマンチックな風景を楽しむことができます。
マラガは県の名前で、アンダルシア州に属し、有名な観光地である「太陽の海岸」という意味を持つ「コスタ・デル・ソル」の一部です。
その名の通り、マラガは1年で300日は晴れの日だと言われており、雨が降る日は少ないそうです。また、夏場も乾燥しているために気温が高くても、アジアのような耐え難い蒸し暑さはないようです。
また、「マラゲーニャ」いう音楽・舞踊形式の発祥の地であり、画家のピカソの出身地でもあります。
マラガ港”の規模は?
スペイン南端、アンダルシア州マラガには港があります。
小さな港を想像してしまいますが、なんと豪華客船までが停泊できるくらいの港です。クルーズ船の着く埠頭から、港の入口まで結構距離があります。往復4ユーロシャトルバスが出ており、このバスで約5分、歩くと20分かかります。
マラガのおすすめ観光スポット6選
とても魅力の詰まったマラガですが、どこを観光すれば良いか分からない方も多くいるのではないでしょうか。
そこでここでは、マラガのおすすめ観光スポットをご紹介します。
1. デ・ラ・マラゲータ・ビーチ
「太陽の海岸」という意味の「コスタ・デル・ソル」の中心地と言われているビーチです。このビーチではとにかく美しい青空を楽しむことができます。
また、温暖な気候のため冬でも多くの観光客が足を運んでいます。
市街地からも徒歩圏内とアクセスも良く、ビーチサイドにはカフェもあります。ここで、名物の「イワシの串焼き」を味わってみてはいかがでしょうか。
2. アトランザス市場
アトランザス市場は歴史的建造物としても登録されています。
ここでは、地元食材を中心とした生鮮食品が売られており、日本とは形も色も違う鮮やかな色のトマトやピーマンを購入することができます。
また、ハムの本場であるスペインらしく、その場で「生ハム」などを切ってもらうこともできます。また、地中海沿岸だけあって、魚の種類も多く売られています。
3. マラゲータ闘牛場
スペインと言っても、全く闘牛と関係のない土地もありますが、ここアンダルシア地方のマラガには闘牛場があります。この建物は1870年に完成し。街の中でもよく目立つ大きさで、14000人収容できるそうです。
現在では昔ほど盛んに行われていないと言われる闘牛ですが、この闘牛場では観光客の多い夏季限定(6~8月)で闘牛が行われています。せっかくスペインに来たのですからできれば闘牛は見て帰りたいところですね。
4. ピカソの生家
世界を代表する偉大な画家であるピカソは、ここアンダルシアのマラガ出身です。この生家では10歳までを過ごしました。生家は「メルセー広場」に面した5階建ての瀟洒な集合住宅になっており、幼い頃からピカソはメルセー広場に集まる鳩をよく眺めており、これが絵のモチーフになったそうです。
ピカソの生家の前にある「メルセー広場」の一角には、ベンチに座った状態のピカソの銅像があります。銅像といえば、上半身だけなどの場合が多いですが、日常的なポーズでベンチに座った格好の銅像はピカソらしいと言えるかも知れません。
5. ピカソ美術館
ブエナビスタ宮殿を改装した重厚な建物で2003年に開館した「ピカソ美術館」。16世紀のルネッサンス様式とムデハル様式がミックスされた典型的なアンダルシアの建築様式です。外観は重厚ですが、内装は近代的な美術館です。
バルセロナやパリにもある巨大なピカソ美術館と違い、約230点のピカソ作品が収蔵されたこじんまりした美術館です。
やはり出身地とあって、「家族」をテーマにした作品が多く収められています。ピカソの出身地であるミハスで、ピカソの作品ではあまり有名ではない「家族」をモチーフにした作品を見ることができ、ファンにはたまらないのではないでしょうか。
6. マラガのNO.1おすすめレストラン!Sabor a Fuego
Tripadvisorのマラガのレストラン1,444軒中で1位なのが、この「Sabor a Fuego」です。こじんまりとした蝶の模様の壁紙、センスの良さを感じさせるインテリア。
メニューはそれほどバラエティー豊かというわけではありませんが、舌平目のムニエル、ゴートチーズのサラダ、プラムチキンなど、スペイン料理というよりは地中海風ヨーロッパ家庭料理が美味しいです。あまりの美味しさに1日に2回も通う人がいるほどです。
スペイン・アンダルシアの「白い村」へ向かう
実はマラガ県だけではなく、スペインには「白い村」がたくさんあります。アンダルシア州、マラガ県の都市「ミハス」は、観光地でもある「コスタ・デル・ソル」の中心的な街なのです。
街の中心部はこのように、白い壁にモザイク模様のタイル、そして色とりどりの花が咲き乱れて「いかにもスペイン」な風景です。ただ、初めて行く人は感激しますが、リピーターはより「観光地化されていない」”フリヒリアナ”のような白い村を目指すようです。
海岸線に並ぶ「白い村」の中でも、「ミハス」は山の中腹に位置しているので、天気のいい日は、遠く、アフリカ大陸をも望むことができるほどの素晴らしい眺めを堪能できます。白い壁と青い海のコントラストも素晴らしい眺めです。
さらにミハスの夜景も息を飲むほどに美しいです。日本のように蛍光灯でなく、色温度の低い電灯を使っているので、ほんわりと建物の輪郭が浮かび上がるような柔らかな色の夜景です。海岸線に沿って家が立ち並ぶ様子は絵になります。
まとめ
いかがでしたか?
スペイン、アンダルシア州マラガ県をご紹介しました。スペインには「白い村」と呼ばれる村がたくさんあります。今ではすっかり観光用になってしまったようですが、こうした家々の壁が白い理由は、昔流行った「伝染病」にあるそうです。
白い壁の原料である「石灰」は消毒薬の代わりをしており、安価で消毒が出来る手段は昔はこのくらいしかなかったそうです。それにスペインの強烈な太陽を遮る役目もあると言われています。
また、家の回りに咲き乱れる花々は、ゼラニウムなどの事が多く、こちらも「虫よけ」という役目を果たしています。南国であるからゆえ、害虫なども多いので、それを防ぐのには虫の嫌う成分を含む花を植えるのがてっとり早かったのでしょう。
実用のためにやっていたこれらの事がいつしか、世界中の人々を惹きつける魅力的な村となったのは興味深いですね。
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