小浜島の美しいビーチに心から癒やされる。小浜島のビーチの魅力と楽しみ方6選
石垣島・竹富島・西表島など有名な離島が並ぶ八重山諸島のひとつ小浜島。
「はいむるぶし」、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」(2017年4月よりホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島としてReオープン)といったラグジュアリーなリゾートホテルがあり、八重山屈指のリゾート地として知られる島です。
八重山諸島の中央に位置するため、島のシンボル大岳の頂上からは八重山の美しい島々を見渡すことができます。
そんな小浜島には、数は多くはありませんが、他の離島と同じく、ビーチが点在。そこで今回は、小浜島のビーチの特徴と魅力をご紹介します。
透明度の高い海が広がる白砂ビーチだけでなく、マングローブ林や手つかずの自然のビーチなどバラエティ豊かです!
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小浜島の代表ビーチ!「トゥマールビーチ」
小浜島東部にある「トゥマールビーチ」は、フェリーターミナルから徒歩5分、島の集落からも自転車で5分!というアクセス抜群の便利なビーチです。
ちなみに、“トゥマール”とは八重山方言で“海”という意味なんだそう。小浜島の中でも自慢の海という意味なのかもしれません。
「トゥマールビーチ」の魅力のひとつは、手つかずであること。白砂の浜が続く美しい自然の海辺の景色を堪能できるほか、遠浅のため、小さなお子さんとの水遊びも安心です。
本格的に泳ぎたい場合は、かなり沖合まで行くことになりますが・・・。
「トゥマールビーチ」のもうひとつの魅力は朝。石垣島の方角から朝日が昇り、美しい海と美しい朝焼けが楽しめます。集落からも近いので、澄んだ空気の中、朝の散歩に出かけてみるのも良いでしょう。
また、手つかずのビーチのため、売店などの商業的な施設はないので、飲み物やお弁当などを持って行くのをおすすめします。
<トゥマールビーチ>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜3208付近
【アクセス】小浜港から徒歩で約5分
マンタが泳ぐ「細崎海岸」
小浜島の西端、細長く突き出た岬の先端にある「細崎(くばざき)海岸」。この細崎海岸とお隣、西表島の間には、ヨナラ水道と呼ばれる海峡があり、そこは、巨大なマンタが回遊する“マンタウエイ”として知られています。
一般的には9月~11月の秋の時期がマンタのベストシーズンといわれているので、マンタとの出会いを求めてダイビングを計画してみるのも良いでしょう。
また、冬から春にかけては、天然のもずくが採れる場所としても知られてます。訪れる人は少なめの穴場スポットなので、華やかなマリンアクティビティではなく、 のんびりと小浜島の雰囲気を味わいたい時に訪れたい海岸です。
海岸を訪れた際、立ち寄りたいのは海岸近くの海人が暮らす細崎集落。漁港もあり、観光地化されてない離島の生活感を味わえます。
小浜港から自転車で来る場合は、坂の上り下りがきついので、できれば車やレンタルバイクを利用するのが良いでしょう。
<細崎海岸>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜1490
ザ・リゾート!「はいむるぶしビーチ」
小浜島で評判のビーチといえば、やっぱり、「はいむるぶしビーチ」。島の南西にあるリゾートホテル「はいむるぶし」の敷地内にあります。
一躍小浜島を有名にしたNHKの朝ドラ「ちゅらさん」の撮影場所にもなったことでも知られています。
ホテルの敷地内の奥にあるビーチなので、行くにはホテルの敷地に入らなければならず、宿泊者以外の人は少し入りづらいかもしれませんが、一応誰でも観光可能となっているようです。
海は遠浅で、ハブクラゲの防止のネットも張られているので、子ども安全に遊ぶことができます。
ビーチの営業時間は9:00~18:00(3/18~31・10/1~31からは17:00まで)。また、遠浅のビーチのため、干潮時には潮位が低くなり、遊泳に向いていない時間帯あるので、事前に干潮時間を確認するのがよいでしょう。
2017年4月1日からは、ビーチの各施設・備品・アクティビティ等の利用は、宿泊者専用となり外来の利用は残念ながらできなくなります。
そのため、「はいむるぶしビーチ」を思う存分楽しみたいなら、ホテルに宿泊するしかないようです。
ですが、宿泊すれば、はいむるぶしビーチを満喫できます。例えば、沖合いにつくられたサンゴ礁の綺麗なポイントに浮かぶ「Sea Station」で、360度美しい海に囲まれながらカフェを楽しんだり、マリンジェット、ロデオボートなどのビーチアクティビティに参加できます。
<はいむるぶしビーチ>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜2930
【アクセス】小浜港から車で約5分
次ページ:マングローブ林が広がる「石長田海岸」
マングローブ林が広がる「石長田海岸」
小浜島の西部、小浜港から細崎海岸に向かう途中にある「石長田海岸(いしなーた)」。アカヤ崎の南側にあります。魅力は、白い砂浜ではなく、もうひとつの南国らしさでもある、マングローブの林が楽しめること。
マングローブとは、マングローブという名の植物ではなく、熱帯や亜熱帯の河口付近など海水と淡水が入り混じっている場所に自生する植物をまとめてマングローブと呼んでいます。
ヤエヤマヒルギ、メヒルギ、ニッパヤシなど十種類以上の亜熱帯植物が無数に集まり、大きな群落となっている風景は、南国ならでは。
植物だけでなく、カニや貝などの干潟の生き物観察もできるので、子どもたちと一緒に訪れるのも良いでしょう。
また、夕暮れ時は、マングローブ林を夕日が照らし、リゾートビーチでの風景とはまた違った、自然豊かな南国の夕暮れに出会えるのも魅力です。
<石長田海岸>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜
【アクセス】小浜港から車で約10分
貸し切り感覚でのんびり!「南風花海岸」
小浜島の南部にある「南風花海岸」。南国らしさを感じる漢字は、「はえばな」と読みます。この「南風花海岸」は、範囲が広く、場所によって、小岩が転がる赤茶色の砂浜、真っ白な砂浜といった景観が異なるのが特徴です。
そんな「南風花海岸」にあるビーチのひとつが「ウータ浜」。手つかずの自然の浜辺で、黒島の方向にあります。マニアックなビーチなので、貸し切り状態で、釣りなどしながらのんびりしたい人向きです。
干潮時には小岩が現れ、カニやヤドカリなど海辺の生物の観察もできるので、子供たちの遊び場にもなります。南向きの浜辺で日陰がないので、くれぐれも熱中症対策はお忘れなく。
<南風花海岸>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜
【アクセス】小浜港から車で約10分
小浜島と周辺離島の海を満喫するツアー
いかがでしたか?小浜島には手つかずの自然のままのビーチや、リゾートホテル内にある整備されたビーチのほか、南国らしいマングローブ林が見られる海岸など、バラエティ豊か。
さらに、小浜島の海を満喫するには、ビーチで遊ぶだけでなく、現地のショップが行うツアーに参加するのもおすすめです。
例えば、「小浜島遊び専門店」では、その日の一番いいシュノーケリングポイントへ連れて行ってくれる「船長おまかせシュノーケリングツアー」や、午前中だけ、もしくは、帰る前にもうひと泳ぎした人用の「ちょこっとシュノーケリングツアー」、人口10人以下の新城島、ハートの形の黒島、潮が引くときだけ現れる幻の島の3島を巡るツアーなどもあります。
「マリンサービス光」では、小浜島の美しい海で、大人気のマリンスポーツ「SUP(サップ)」の体験もできます。SUPとは正式には、スタンドアップパドルサーフィンのことで、ボードの上に立ってパドルを漕ぎながら海の上を散歩するもの。
疲れたらボードの上に寝転がって、ゆらりゆらりと広~い海の上に浮かんでみるのも一興。最高の開放感を味わえます。
<小浜島遊び専門店>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町字小浜1919
【電話】080-2090-2220
<マリンサービス光>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町小浜3400-40
【電話】080-1225-0665
まとめ
小浜島の手つかずの自然のビーチでのんびりするもよし、現地のツアーに参加して海をアクティブに楽しむもよし、大自然のマングローブ林を眺めるもよしのバラエティ豊かな小浜島のビーチで、素敵な休日を過ごしてくださいね。
沖縄の観光情報・おすすめスポットはOkivel http://okivel.com/