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首里城公園の魅力はココ!無料で入れるおすすめ観光施設19選

首里城公園とは、琉球王国時代のすべての中心であった首里の姿を再現したもので、当時の時代の道や雰囲気、文化を味わうことのできる公園です。
多くの観光客が訪れる首里城もこの首里城公園の中に位置しており、沖縄の歴史を今なお後世に伝え続けています。
本記事では首里城公園の無料で入場できる施設情報をご紹介していきます。首里城を観光したいと思っている方は、是非首里城公園についての知識を深め、実際の観光の際には周辺情報も含め首里城や琉球王国の歴史に触れ合ってみてください。

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首里城公園の施設全体

首里城公園は全体として非常に広い観光名所であり、世界遺産である首里城もその中に位置しています。
現在は無料で入場できる施設と有料になっている施設が分かれており、首里城を存分に味わうためには、入場料を支払う必要があります。
無料エリアの施設についてご紹介していきますので、観光に訪れる際に有料エリアに入場するかどうかを検討してみてください。


首里城公園の無料で入れる施設

無料で入場することのできる首里城公園の施設は「正殿周辺」と「正殿への道」です。それぞれ、詳しく見ていきましょう。


正殿への道

正殿への道は、首里城公園の駐車場から、守礼門を通って正殿へと続く道のことを指しています。
正殿への道は主に下記の観光名所を見ることができます。


守礼門

守礼門は首里城の中でも代表的な門で、非常に美しい門として首里城に訪れる人たちを魅了しています。
守礼とは礼節を守るという意味合いで、琉球王国時代にどのような文化が醸成されていたのかを想起させてくれます。首里城に観光に来たなら絶対に立ち寄りたいおすすめ観光スポットです。


園比屋武御嶽石門

園比屋武御嶽石門はそのひゃんうたきいしもんと呼ばれ、かつての琉球王国時代には、国王が外出する際に安全祈願した礼拝所としてありました。
先の大戦の沖縄戦で一部が破損されたが、1957年に復元され、現在は国の重要文化財へ登録され、2000年には世界遺産へも登録されました。
守礼門と並んで、琉球王国時代の歴史を感じることができる素晴らしい文化財です。


歓会門

歓会門は歓迎する門という意味の城門で、かつての首里城の城郭の外郭へ入城する際の正門でした。別名では「あまえ御門」とも呼ばれ、琉球王国時代の言葉で「喜ばしいこと」という意味になります。
歓会門の両脇には魔除けの意味を込めてシーサーが立ち並んでおり、写真撮影をするのにうってつけのポイントです。


龍樋

龍樋は龍の口から湧き出ている湧き水の名所で、かつては王宮内の飲料水としての役割を果たしていました。温泉を想起させるように、龍の口から湧き水が出る様は、目みよく観光として楽しませてくれます。


冊封七碑

冊封七碑は龍樋の周辺に立ち並んでいる七つの石碑のことを指します。
冊封七碑にはそれぞれ文字が刻まれているのですが、これはかつて琉球王国時代の中国皇帝の使者(冊封使)が、清らかな龍樋の水を賞賛して、それぞれ題字を残していったものです。
冊封使はそれぞれの琉球王の即位を認めるために遣わされた者たちであり、冊封七碑やそこに刻まれている文字は、かつての琉球王国の政治について思いを巡らされる契機となるには十分な観光名所です。


瑞泉門

龍樋、冊封七碑を抜けると瑞泉門が見えてきます。瑞泉門は「めでたい泉」という意味をしており、龍樋の素晴らしさをさらに伝えるために名付けられた名前です。
瑞泉門は両側に壁が積まれており、その上に櫓がのっている櫓門です。歓会門とはまた違う趣があり、琉球王国時代の文化の多様性を感じます。


漏刻門
次に見えてくるのは漏刻門です。漏刻とは水時計という意味の中国語であり、かつての琉球王国時代はここの櫓に水槽を置き、水が漏れてくる量で時間を計測していました。
この技術は非常に正確で、かつての首里城で過ごしていた人たちの生活を支えていました。
また、漏刻門は別名があり、「かご居せ御門」とも呼ばれています。これは、かつての役人が琉球国王に敬意を見せるため、この漏刻門でかごを降り、登城していったという歴史から名付けられています。


日影台

日影台は漏刻門の前に置かれている正面に置かれているにち時計です。水時計と合わせて、琉球王国時代の首里城内の人々に時間を知らせるものでした。


万国津梁の鐘
万国津梁の鐘の本物は沖縄県立博物館に収蔵されており、現在首里城公園内に設置されているものはレプリカになります。
鐘に刻まれている銘文は琉球王国を心から誇りに思っているという主旨のもので、当時の大海洋王国としての度量の大きさを伺うことができます。


正殿周辺

無事に正殿周辺まで登城できると、那覇市内を一望できる高さまで登ってきていたことがわかります。首里城公園内でも無料で堪能できる、正殿周辺の観光名所についてご紹介していきます。


広福門

広福は「福を行きわたらせる」という意味合いのもので、那覇市内を一望できる名所としてふさわしい名前が付けられています。
現在は有料エリアに入るための券売所として活用されていますが、かつての時代では、神社仏閣を管理していくための寺社座、士族を管理していくための大与座などの役所があり、行政の中心となっていました。


下之御庭

下之御庭はその名の通り、御庭へ入っていくための前の庭という意味をしています。現在は城内イベントを行う際にはこの下之御庭で行われることが多く、賑わいを見せています。


首里森御嶽

首里森御嶽は琉球開闢神話にも登場し、神によって創られた地であるとされています。首里城の礼拝所の一つとされており、首里城公園の正殿に行かれた際には是非立ち寄ってみましょう。


系図座・用物座
系図座・用物座は士族の家系図や物品・資材を管理していた役所で、現在は案内所や休憩所の役割を果たしている建物です。
登城で疲れた時にはこの施設で休息をとるようにしましょう。


西のアザナ

西のアザナは那覇市内を一望できる観光名所です。美しい眺望と水平線上に浮かぶ島々が、かつての首里城内で生活していた人々がどのような景色を見て過ごしてきたのかを教えてくれます。
かつては物見台としての機能もあり、城内、城外の様子を見るための中心地でした。


京の内

京の内は当時の城内での信仰儀式としての場所です。かつての大王や神女は、この京の内で、国の繁栄や航海の安全祈願を行っていました。
琉球王国時代の人々の生活に思いを馳せながら、京の内を観光してみてはいかがでしょうか?


奉神門

奉神門は正殿のある御庭へ入っていくための門で、その入り口は3つに分かれています。中央の入り口は中国からの冊封使など、身分の高い人しか入ることが許されていませんでした。


右掖門
右掖門は歓会門などと直接通じている門で、現在は御庭からの出口として利用されている門です。
ほぼ直線の石畳の階段が続いています。


淑順門

淑順門は王族が暮らす御内原へと入っていくための門で、かつては「みもの御門」とも呼ばれていました。
王やその一族に謁見するためにくぐっていったかつての役人たちに思いを寄せながら、是非淑順門をくぐってみてください。


久慶門

久慶門は琉球王国時代は出入りがあった門ですが、現在は出口として使われています。
久慶門を出て左側には、上記でご紹介した龍樋がありますので是非ご覧になってくだい。


まとめ

いかがでしたでしょうか?首里城公園には世界遺産の首里城があり、エリアとしても無料スポットと有料スポットに分けられており、無料で入れるエリアにも非常に興味深い文化財や観光名所が多くあります。
また、首里城公園付近のお土産屋さんなどのショップにも足を運んでみるのもいいかもしれませんね。
是非、本記事を参考にしていただき、首里城公園を楽しんで行ってください。


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