沖縄本来の姿に会える!リゾート観光地「竹富島」の見どころ6つ
沖縄随一のリゾート地として有名になった「竹富島」。昔懐かしい沖縄の原風景を残し、保ち続けている唯一の場所でもあります。
また、観光地としてもとても楽しめる人気スポットでもあります。趣のある集落や、夜空に浮かぶ満天の星空、島民とのふれあい。さらに、近代化されていない本来の沖縄の姿など見どころ満載です。
そんな、竹富島にぜひ行ってみませんか?観光を通して、竹富島を知る絶好の機会です。そこでは、なにも飾らない等身大の沖縄に出会えますよ。
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竹富島の魅力!原風景の残る美しい景色
竹富島の魅力は、なんといっても沖縄古来の姿に出会えること。赤瓦の屋根、シーサー、サンゴ砂の敷き詰められた道。見たこともない素晴らしい風景が、島全体に保存されています。
周囲5.42 km²の小さな島であるにも関わらず、大勢の旅人がここを目指すには、この景色の中に立ってみたいという思いがあります。島民によって保たれ、守られている美しい景観の魅力をご紹介します。
島を守る竹富島憲章
『売らない』『汚さない』『乱さない』『壊さない』『生かす』を基本理念とし、島民一丸となって昔ながらの景観を保っているのが「竹富島憲章」です。
かつて、町並み保存地区に認定された長野県の妻籠宿をモデルに掲げられ、大きなリゾートへ向かう道ではなく、人々が暮らし、保ち続けた景観を守る道を選びました。
新しい建物には赤瓦の屋根を、石垣にはサンゴ石灰岩を、道路にはサンゴ砂をと、数々の制約を掲げていますが、これからは代々島民が受け継いできたもの。
この暮らしをいかに保ち、守り続けるかという表明が、竹富島憲章となっているのです。自然の生物を獲ることや、キャンプ・野宿なども禁止されているので、観光客も読んでおく必要がありますね。
むかし沖縄の風景!赤瓦の屋根
沖縄の都市部では、コンクリート造りの家や同じビルなどが立ち並び、むかし懐かしい沖縄の風景は見ることができません。でも竹富島では、右を向いても左を向いても、目に入る建物すべてが「赤瓦」。
竹富島一番の魅力は、この琉球風情の残る町並です。年に2度、島民によって敷きなおされるサンゴ砂の道から、朱に照らされる赤瓦の屋根を楽しんでみて下さい。
自然豊かな緑の生い茂る一本道
竹富島でおすすめする移動手段は「レンタサイクル」。自転車で簡単に周れるほど小さな島なので、集落から少し外れた場所では、車一台が通れるほどの細い道に緑が生い茂り、マイナスイオンたっぷりの爽快なサイクリングが楽しめます。
ふと立ち止まってみたくなるほどの緑の絶景を、自分の足を使って探してみて下さい。
美しい群青の海!アイヤル浜
竹富島はどこへ行っても美しい海が広がっていますが、星砂が有名な「カイジ浜」や、遊泳できる「コンドイビーチ」は人気で観光客も多い場所。そこでおすすめするのは、カイジ浜やコンドイビーチとは反対に位置する「アイヤル浜」。竹富島の東、石垣島側にあり、朝には登る太陽をみることも出来ます。
人の少ないアイヤル浜は、竹富島の海の美しさをただ眺めることのできる場所です。ここアイヤル浜でも、星の砂をぜひ探してみて下さい。
これぞリゾート!極上の夕陽
竹富島では、かつて西表島まで向かう船を「西桟橋」から出航させていました。現在は使われなくなった西桟橋ですが、ここからの夕陽が絶景と人気の観光スポットになっています。
西桟橋から見えるのは、太陽が水平線の彼方へ沈み行く姿。周りをオレンジ色に輝かせながら消えていく様は、心が感動するほどの絶景です。竹富島に宿泊するなら、魅力的なサンセットは見逃せません!
満天の星空
自然を愛し、自然豊かな島を保ち続ける竹富島だからこそ、澄んだ空気の中で見る星空は最高級!
普段は街の街灯やネオンに隠されて見えない星達も、竹富島では隅々まで観ることができます。竹富島憲章では、島内の消灯時間は23時と制定されています。
さらに外を歩くには、ライトを持ち歩かなければならないほど真っ暗。この中で見る満天の星空は、竹富島の魅力のひとつ。天の川の姿もバッチリ見えますよ。
竹富島の魅力!島民とのふれあい
沖縄の人々は、温厚で優しく、ゆったりと日々を過ごしているのが特徴。竹富島でも、ゆっくりとした島時間が流れる中、あたたかい人々が出迎えてくれます。
竹富島の島民の皆さんとふれあうのも旅の思い出。普段感じられないリラックス空間は、ストレスさえも吹き飛ばしてくれます。ぜひ、竹富島の魅力のひとつである島民とのふれあいの時間を過ごしてみましょう。
集落を歩く
サンゴ砂が敷かれた道は、太陽の光で真っ白に輝き、積み上げられた石垣からひょっこりと顔を覗かせるハイビスカスが映える竹富島の集落。この風景だけでも竹富島の魅力を十分に感じることができます。
さらにそこから少し歩いてみれば、道でゆんたく(お喋り)をしている島のおばあに出会えることも。話しかければ笑顔で答えてくれる人ばかりです。
NPO法人「たきどぅん」では、体験プログラムとして「素足で感じる竹富島」のツアーを実施しています。島の人々が手入れをするサンゴ砂の上を歩いて、島民から竹富島の話を聞けるツアーは多くありません。竹富島の民家に上がり、竹富島の生の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
NPO法人「たきどぅん」
問合せ:0980-85-2488(特定非営利活動法人たきどぅん事務局)
水牛車観光
竹富島一の観光といえば「水牛車」!竹富島へ訪れる人は、ほとんど水牛車観光をしているのでは?と思うほど、多くの人々で賑わっており、大人気かつ混雑必至の観光ツアーです。
水牛の引くゴンドラに乗りながら、まさに“牛歩”の如くゆっくりと道を進む水牛車は、集落の風景をまた違った目線で見ることができます。
水牛車観光を実施されているのは、「新田観光」と、「竹富観光センター」。どちらも集落内を周り、ガイドさんが三線を弾きながら沖縄民謡を歌ってくれます。
同じ水牛車に乗った人々と、一緒に声を出して歌うのも、また楽しみのひとつ。水牛にもそれぞれ性格があり、どんな風に歩くのか眺めるのも素敵ですね。
新田観光
竹富観光センター
竹富島人気のお店「民芸喫茶マキ」
夜な夜な人々が集まる竹富島の飲食店と言えば、「民芸喫茶マキ」。店内には民芸品が飾られ、時には三線ライブも行われるお店であり、「民芸喫茶」であることがよくわかります。
ここでは、店のおばあが気さくに話しかけてくれ、時には島民が集い、大勢で盛り上がることも。民芸喫茶マキはただ食事をするだけではなく、人々とのふれあいが大いに楽しめる憩いの場です。
“喫茶”と名付くことから、メニューは決して多くありません。オススメは、泡盛を飲みながら、自慢の“冷やしゴーヤ麺”を頂くこと。ゴーヤを練りこまれ、緑色をしたゴーヤ麺はさっぱりとして絶品です。
お昼には、冷たいコーヒーや、かき氷なども頂けます。太陽に照らされた体をクールダウンさせたい時にも、ぜひどうぞ。
営業時間:[ランチ]10:00~17:00、[ディナー]21:00~
定休日:日祝 ※月2回土曜休業あり
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富476
問合せ:0980-85-2236
魅力たっぷりの竹富島は、等身大の沖縄に会える場所
いかがでしたでしょうか。今回は、たっぷりと詰まった竹富島の魅力をご紹介しました。
竹富島へ行くなら、欠かせないもの…それは、絶対に見ておきたい風景や、島人(しまんちゅ)とのふれあい。自然の中で生きる人々に、普段は味わえない極上の暮らし方を教えてもらいましょう。
竹富島を思う存分堪能して、ぜひ竹富島の虜になって下さいね。
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