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今帰仁城跡に絶対行きたい理由と観光の見どころ

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は、沖縄本島を観光するなら、絶対に行っておきたい観光スポットの一つです。
なぜなら、今帰仁村城跡に行けば、琉球王国以前の土地が持つ歴史まで感じられるからです。
そこで今回は、今帰仁城跡に絶対行きたい理由と、観光の見どころを詳しく紹介します!

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今帰仁城跡は首里城にも劣らない広さがある

沖縄県でお城といえば、真っ先に思い浮かぶのは首里城かもしれません。
しかし実は、単純な敷地面積だけを比較すると、今帰仁城跡も決して首里城にも劣らない広さがあるのです。その広い敷地内には、首里城のようにいくつもの見どころがあるのです。


今帰仁城跡の持つ11の観光の見どころ

今帰仁城跡は、4ヘクタールもの広さがある為、細部まで見るとキリがない程たくさんの見どころがあります。そこで次に、そんないくつもある見どころの中から、特に見ておきたいポイントを紹介していきます。


1.今帰仁村城跡には長い「城壁」が存在する

今帰仁村城跡の見どころの一つ目は、その長い城壁です。
城壁を持つお城は、日本全国で見れば決して珍しいものではないのですが、注目すべきはその長さにあります。なんと全長1.5キロメートルもの城壁が続いているのです。
1.5キロといえば、あまりイメージできない長さかもしれませんが、実際に歩こうとすると20分もかかる距離です。その距離を万里の長城を彷彿とさせるダイナミックな城壁が続いているのです。


2.今帰仁城跡からは、最高の景色が眺められる!

今帰仁城跡の見どころの二つ目は、そこから見える景色です。
今帰仁城跡は、他の場所よりも高い場所にあります。その為、今帰仁城跡からは、マリンブルーの珊瑚礁の海と城壁を同時に見られる絶景ポイントがいくつもあるのです。
今帰仁城跡に訪れた際は、その城跡だけに目を向けるのではなく、そこから見える景色も楽しむことができるのです。


3.傾斜があるダイナミックな丘も見どころの一つ

今帰仁城跡は、小高い丘の上にあるわけですが、実はその丘そのものも、見どころの一つです。
今帰仁城跡は傾斜が急な丘の上にあるため、当時戦略的に今帰仁城が建てられていたことが想像できます。昔の人がどんな暮らしをしていたのかに思いを馳せながら眺めると、こんな急な丘に城が建っていたことにとても驚きます。


4.蛇のように曲がりくねった城壁は、戦略的に建てられている

琉球王国以前の当時、沖縄本島には「中山」と「北山」という王国があり、それぞれが争っていました。その「北山」の拠点となっていたのが、この「今帰仁城跡」なのです。
その為、今帰仁城の城壁は複雑に曲がりくねっており徹底的に防御力を高める構造となっています。武器や道具が限られていた時代は、中山は今帰仁城を攻める際に大変苦労したといいます。
城壁を見る際は、こういった歴史的背景を理解しているとより深く楽しめますよ。


5.今帰仁城跡の外れにある「洞窟穴」

昔のお城は戦の為に建てられたものなので、敵から攻め込まれた時の対策として洞窟穴が用意されていました。
洞窟穴には、案内札が立っているのが外から確認できます。入口は塞がれているので、外から当時を想像して観賞しましょう。


6. 今帰仁城跡の聖地といえばここ!「テンチジアマチジ御嶽」

「テンチジアマチジ御嶽」は今帰仁城跡の中では、最も神聖な場所とされています。
御嶽(うたき)とは、沖縄の言葉で聖域を示す言葉ですが、今帰仁城跡にはこういった聖域も存在しているのです。そして、現在は確認することができないのですが、北山王朝時代には、ここに「霊石」があったといわれています。
「霊石」とは北山を守る神として扱われていた石です。北山王朝が滅んだと同時に、その行方は不明となっています。そういった要である「霊石」の無い御嶽ではありますが、今帰仁城跡の中では、パワースポットの一つであることは間違いありません。


7.大隅から、青い空と広大な海の絶景を眺めよう

今帰仁城跡には、大隅(うーしみ)と呼ばれる絶景スポットがあります。
そこはかつて乗馬訓練として使われていたエリアです。そして、そこは非常に開放的な空間になっているので、リラックスしながら絶景を楽しむことができます。
カメラを用意してきた場合、大隅(うーしみ)なら何枚でも写真が撮れてしまいますよ。記念写真を撮るなら大隅がおすすめです。


8.今帰仁城跡からの絶景は海や植物だけじゃない!

今帰仁城跡で以外と見落とされがちな絶景ポイントがあります。それは地形により自然に作られた谷間です。丘の急斜面による谷間は見るものをドキドキさせる不思議な魅力があります。
今帰仁村城跡には「カーザフ」と呼ばれる谷間があり、そこからも絶景が眺められます。


9.「今帰仁村歴史文化センター」で今帰仁村の歴史を学ぼう

今帰仁城跡を観光するのであれば、「今帰仁村村歴史文化センター」はセットとして考えておきましょう。ちなみに、今帰仁村城跡とこの「今帰仁村歴史文化センター」は共通のチケットで入場可能となっています。
この施設には様々な展示物があり、今帰仁村の歴史が深く学べるようになっています。当時の出土物や文献なども展示されているので、今帰仁村城跡をより深く楽しむ為には欠かせない施設だといえるでしょう。


10.「今帰仁村歴史文化センター」には複数の展示室が用意されている

「今帰仁村歴史文化センター」には、合計で3つの展示室が用意されています。それらを大まかなカテゴリで分類すると、テーマは以下の3つです。
・陶磁器・豪族の墓について
・今帰仁の村落、集落について
・今帰仁の生活と文化について
これらを細かく観賞していけば、今帰仁城跡のことだけではなく、今帰仁の全体像が分かり、より深く今帰仁エリアの観光が楽しめるようになりますよ。


11.今帰仁村城跡の見どころは、その周辺の自然環境にもある

今帰仁村城跡は、お城自体は無くなってしまっているので、あくまでも観賞できるのは城跡だけです。しかし見どころはその城跡だけに限りません。今帰仁村城跡がある場所そのものが見どころでもあるのです。
今帰仁村城跡を訪れた際は、是非その周辺を歩くか軽くドライブしてみてください。雰囲気が良い古道や、初めて見る植物など、様々な発見が楽しめますよ。


今帰仁村城跡に絶対行きたい理由とは

今帰仁村城跡に絶対行きたい理由は、沖縄のことがより深く知れることです。
沖縄を旅行する人の多くは、沖縄がずっと日本であったかのように考えているかもしれませんが、沖縄はかつて琉球王国として、日本や東南アジア各国とも貿易が盛んな一つの国でした。
それが明治維新後の明治政府が琉球を沖縄県として、実質的に琉球王国そのものを消滅させたのです。そのため、沖縄は実質的に日本とされてから、実はまだ150年も経過していないのです。そして沖縄は、琉球王国以前にも歴史が存在します。その一つがこの今帰仁城を中心とした北山王朝と、中山王朝の時代です。
このように、日本の内地にも歴史があるように、沖縄には沖縄の歴史が存在します。文化的な遺産を見る際は、こういった歴史的背景を知ることが欠かせません。これらのことを理解することでより深く観光が楽しめるようになるのです。


イベントに参加しよう!

普段の観光ももちろんおすすめですが、イベントの際にもぜひとも訪れたいです。
その中でも特におすすめなのが1月下旬~2月上旬に行われる今帰仁グスク桜まつりです。場所は今帰仁城跡とグスク交流センターで行われます。
平成19年度に第1回のグスク桜まつりが開催され、期間内では城壁の幻想的なライトアップや、平朗門から城内への参道をロウソクの灯りで誘う「グスク花あかり」を楽しむことができます。
また、特設舞台上では地域の伝統芸能や創作太鼓が披露され、毎年多くの人々を魅了します。
その他にも今帰仁村では、毎年多くのイベントが行われているので、訪れる際にイベントが行われていないかどうかを確認してみてください。


今帰仁城跡を観光する際は、その周辺のエリアも探索しよう!

ここまで今帰仁城跡に絶対行きたい理由と観光の見どころについて紹介しましたが、いかがでしたか。
城跡そのものもはちろんそうですが、今帰仁城跡の見どころは、周囲の古道や御嶽、地形にも溢れています。
今帰仁城跡を観光する際は、「今帰仁村歴史文化センター」を含めて、その周辺もじっくりと探索してみてはいかがでしょうか。


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