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旬の食材を楽しもう!冬に食べたいおすすめの絶品沖縄グルメ4選

沖縄=夏のイメージが強すぎて、「沖縄の冬」についてはなかなか想像できなのが本音ですよね。沖縄の冬の気温は、平均17度ほど。寒いときは13度前後にまで下がり、本土ほどの寒さではないにしろ、肌寒さは感じます。

そんな沖縄の冬に旬を迎える食材は、葉野菜の「ニガナ」、カロテンやペクチンが豊富な「島ニンジン」、味がよく染み込む「島ダイコン」、カリウムやカルシウムを含む「田芋」、そして、「車エビ」など。

今回は、少し肌寒い沖縄の冬だからこそ、よりおいしく食べられる、旬の食材を使った沖縄料理や、冬の定番料理の鍋やおでんが沖縄ならではの味で食べられるお店をご紹介します。

沖縄の観光情報・おすすめスポットはOkivel http://okivel.com/

究極のアグー豚のしゃぶしゃぶ

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冬に食べたくなるのが“鍋料理”ですよね。沖縄名物の鍋料理といえば、沖縄の特産品のひとつ「アグー豚」のしゃぶしゃぶ。

全国的に知名度が高まり、都内でも美味しい「アグー豚しゃぶしゃぶ」を食べられる店はたくさんありますが、やはり本場で食べるしゃぶしゃぶは格別です。

そもそも「アグー豚」とは、約600年前に大陸から運ばれてきた琉球在来豚を指します。甘味・うまみが人気の肉質で、コレステロール値も他の豚肉よりとても低いため、とても人気のある豚種です。

また、「アグー」とつけるためには琉球在来豚の血筋が50%以上でなくてはなりません。非常に厳選された豚種なのです。

今回ご紹介する「金武アグーしゃぶしゃぶ金武」で食べられるのは、アグー豚とアグー豚から生まれた100%の純血統種“金武アグー”。つまり、究極のアグー豚なんです!

沖縄でもほとんど流通していないという“金武アグー”は、肉質はやわらかくてジューシー、コラーゲンもたっぷり。女性にうれしい食材です。

アグーと一緒に“しゃぶしゃぶ”するのは、パパイヤ、つるむらさき、田芋(タームー)、島人参、クワンソウの花、もずく、海ぶどう、島豆腐など沖縄ならではの島野菜や海藻類など。季節ごとの旬の野菜を出してくれます。

しゃぶしゃぶのつけダレは、一般的にはポン酢やゴマだれが主流ですが、こちらのお店は違います。アグーや島野菜のおいしさを最大限に引き出すため、屋我地島の塩、首里の玉那覇味噌、沖縄県産シークワァーサー胡椒、この3つの沖縄産の薬味でいただきます。

鍋料理の楽しみのひとつである“シメ”は、宜野座村特産品「じゃがめん」。沖縄そばの麺にジャガイモを練りこんだもので、歯ごたえがあって、おいしいと評判の麺。それをアグー、野菜、海藻から出た最高の出汁でいただきます。

沖縄の“食”の魅力がたっぷり詰まったしゃぶしゃぶコースは、前菜とデザートがついて4,000円。

「金武アグーしゃぶしゃぶ 金武」
【住所】沖縄県那覇市久米2-11-4 久米ガーデンビル 1F
【営業時間】18:00~23:00 日曜定休

豚が主役の沖縄おでん「おでん東大」

こちらも冬に食べたくなる定番料理“おでん”。少し意外な気もしますが、南国沖縄でもおでんは人気。県内には、おでん専門店もあるほど、沖縄県民たちからの支持率が高いんです。

ですが、沖縄のおでんは、やっぱり、本土のおでんとはひと味もふた味も異なり、沖縄独自の進化をとげた“沖縄おでん”が主流です。ちなみに、沖縄におでんが伝わったのは戦後のことなんだそう。

沖縄おでんは、塩味ベースのスープに、大根やこんにゃくのほか、テビチ(豚足)、ソーセージ、青菜(小松菜、青梗菜、水菜など)が定番具材で、からしではなくマスタードで食べるのが主流とされています。

ローカル感たっぷりの沖縄を代表する、沖縄おでん専門店は、那覇市にある「おでん東大」。創業60年の老舗で、行列ができるほどの大人気店です。

具材の中で一番人気はやっぱり「テビチ300円」。出汁が染み込んだトロトロで旨みたっぷりのテビチはほっぺたが落ちるほどのおいしさです。もちろん、おでんの定番「大根100円」も人気。分厚く切った大根の奥の奥までしっかりと味が染み込んで、噛むと口いっぱいにスープが広がります。

テビチ以外は、大根、玉子、とうふ、ちくわなどほとんどの具材が1個100円。テビチ入りのおでん盛り合わせは600円。

おでんではありませんが、この「おでん東大」で欠かせない、大・大・大人気メニューが「焼きテビチ」。焼き上げるのに1時間もかかるのに、みんな待ってでも食べたい名物です。表面をカリカリに焼き上げ、中からはトロっと旨みとコラーゲンたっぷりのお肉が登場。カリカリ&トロっとがたまらないと評判の味。値段は、大1,000円、小600円、特ミニ500円。

「おでん東大」
【住所】沖縄県那覇市安里388-8大江ビル1F
【営業時間】21:30~28:00(火・金・土)

身も心もほっこり郷土料理「むじ汁」

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「むじ汁」とは、カツオでとった出汁をベースに、田芋とその芋茎(ムジ)、豚肉、島豆腐を具にした味噌仕立ての汁物のこと。やわらかい田芋がスープに溶け出し、味わい深いトロリとしたなめらかさとムジのシャキシャキとした食感が美味。長寿県沖縄を代表する伝統的な長寿食の一つとなっています。

材料の田芋は、独特の粘りと風味が特徴で、子孫繁栄をもたらす縁起物として、沖縄の伝統行事ではよく使われる食材。カリウムやカルシウム、鉄分、ビタミンなど栄養豊富で、12月~4月に旬を迎えます。旬の田芋を使って作られるむじ汁の味はまた格別です。

むじ汁を食べることができるのは、那覇市にある「むじ汁専門店 万富」。沖縄の代表的な郷土料理であるむじ汁ですが、作るのに手間隙がかかるため、最近、家庭ではあまり作られなくなったんだそう。そんなことからも、ここ「万富」はとっても貴重なお店。

メニューは、むじ汁と地元の無農薬野菜で作った小鉢3品がついた「むじ汁定食700円」、豚レバーと季節の野菜、薬草を使用した「肝しんじ汁定食700円」、豚チマグーと季節の野菜の「てぃびち汁定食850円」など。カウンターテーブル6席ほどの小さなお店で、心も体も温まるむじ汁を味わうことができます。

「むじ汁専門店 万富」
【住所】沖縄県那覇市安里379
【営業時間】11:00~19:00 日曜定休

冬が旬の沖縄車エビ

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「姿の伊勢、味の車」ともいわれ、味に定評のある車エビ。プリプリした食感と甘みが強うのが特徴です。栄養面でも、高タンパク質で低脂肪、さらに、やわらかい殻にはカルシウム、身にはコレステロールを下げるタウリンが含まれ、おいしくて、体にいい食材です。

そんな車エビは、沖縄県が生産量日本一。豊富なミネラル分を含む海洋深層水を使って育てた沖縄の車えびは、初夏から5ヵ月ほどかけて育てられ、冬に旬をむかえます。そのため、車えびは冬こそ食べたい沖縄グルメの代表食材!

旬の車エビを食べられるお店は宜野座村の「車エビレストラン 球屋(たまや)」。車エビの養殖場が直営しているお店です。

エビは水揚げしてから時間がたつと水分が抜け、プリプリ食感が損なわれやすいんだそう。その点、球屋では注文を受けてから厨房裏の水槽から取り出した鮮度抜群の車エビを調理するため、車エビ本来のおいしさを味わえます。

メニューはもちろん、自慢の車エビづくし!

活きた車エビを堪能するコース「とくとくコース 2,100円」は、活きた車えび5~8尾を、さしみ、てんぷら、塩焼きの中から自由な組み合わせでオーダー。ご飯、味噌汁、もずく酢、サラダ、野菜天ぷらなどがついた、大満足の車エビ堪能コースです。

「上天丼 1,250円」は、海老天と地元野菜の天ぷらがのった人気天丼。「特製 車えびフライカレー 1,280円」はエビ味噌の旨みがたっぷりつまった車エビの頭部からとった出汁をベースに仕上げた特製カレー。3尾の海老フライがのっています。

新鮮な車エビをそのまま堪能したいならにぎり寿司がおすすめ。大サイズ1貫340円~。売り切れご免のメニューです。

「車エビレストラン 球屋」
【住所】沖縄県国頭郡宜野座村字宜野座1008
【営業時間】11:00~21:00 火曜定休

“食”で楽しむ沖縄の冬

南国沖縄といっても、さすがに冬のシーズンは、海にはまだ入れません。そのため、旅行代金も比較的安くなり、海とはまた別の沖縄の魅力を発見しにでかけるのにおすすめの季節といえます。

日差しの和らぐ冬だからこそ、琉球王朝の名残を残す御嶽やグスクを巡ったり、のんびり伝統工芸品の焼き物「やちむん」を見てまわっても、暑さを気にせず、無理なく楽しめます。

また、栄養豊かな沖縄の食材が旬を迎える冬だからこそ、医食同源の沖縄の“食”を楽しむグルメ旅をしてみるのもいいですよね。

今回紹介したもののほかにも、沖縄には「ソーキそば」や豚モツ料理である「中味汁」など、年中美味しいものが沢山ありますので是非チェックしてみてください。

今回は冬に沖縄旅行に行った際にぜひ食べてほしい沖縄グルメをご紹介しました。

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