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選ばれたもののためのクルーズという贅沢 その利点と注意点

(写真=Alexander Mak/Shutterstock)

「クルーズ」と聞くと何を思い描くだろうか。簡略的にネットでその意味を検索すれば、船舶が巡航速度で進むことなどがヒットする。すなわち、それは「余裕」を表す言葉であるし、その余裕は一部の経営者・富裕層だけが味わえる至極の世界であると言えよう。
今回は、経営者がクルーズを楽しむうえでの利点と、クルーザーを購入するに至るまでのだいたいの流れ、利点と注意点をご紹介する。

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経営者がクルージングをすると何がいいのか

冒頭にお話しした通り、クルーズというと高級感、余裕を感じることと想像される。その際にイメージされるクルーズは、「豪華客船に乗って世界一周クルーズ」などという旅行の目的のものと、「所有するクルーザーで休暇をゆったりと過ごす」という休息の目的の2種類があろうか。前者に関しては、Leader’s online上でも数記事をお伝えしてきたが、今回は後者についてお伝えしようとするところである。

■クルージングが経営者に与える影響
休息を目的とした際に、クルージングはどのような意味を持つか。車や飛行機の移動とは行き先が異なってくるのは前提であるが、休息という観点で見ると大きな異なりを感じる。すなわち、巡航速度も30km/hそこそこでの移動には、数時間~半日、場合によっては数日をかけてゆったりと緩やかな気持ちで過ごすことになる。「移動」が「休息」なのである。
その航路の中でも、広々と広がる海原を感じ、空の広さを感じ、その中に生きる人間としての自分を感じるだろう。その体験が、経営者として大切なのである。ともすると、自分が他社よりも優れていると思うこともあろうが、自然の中においては一人の人間であると実感して「謙虚さ」というものを再確認させてくれる。

クルーザーは「購入」すべきか

■そもそも、クルーザーの定義とは
クルーザーは、ボートの一種であり、贅沢な付加価値としての専用トイレ、シャワー、ベッドルーム、キッチン、その他「ラグジュアリー」という言葉を具現化した様な装飾をいたるところへ施した部屋などが盛り込まれたものである。
世界のセレブリティはクルーザーを所有することをステータスとしており、アメリカでは海岸沿いのウォーターフロントとして区画設計されたエリアに高級住宅街が建設され、大きな邸宅の裏には人工河川がしかれて各々のクルーザーを停泊できるデザインになっているところも多い。かの有名なビル・ゲイツの所有する邸宅のうち、シアトルに存在する邸宅はまさにハーバーに隣接した島にあるが、その周辺は上記のような作りになっている。

■代表的なクルーザーの形式
クルーザーとひとえに言っても、数種類が想像される。

① スピードタイプ
安定性よりも高速で巡航することを目的としており、小型のものが多い。マリンスポーツで頻度高く見かけるタイプであり、船内の装備もいわゆるクルーザーというよりは若干見劣りがするだろう。小型で、スピードを優先している分走行中揺れは起きやすいが、乗っているときの爽快感は他では得られないものがあるだろう。

② トローリングタイプ
トローリングとは船を巡航させながら釣り糸を流して生きた魚に見せかけ、大型魚を狙った釣りを行うものである。よって引きつりのために外洋に出た際、濃霧に襲われた際や転覆耐えられる安定性をもった大きさのタイプと言える。この大きさになってくると、2階建てのタイプもあり、また遠くを見渡せるように高い櫓のようなものがついており、見栄えが感じられてくる。スピードと安定性の両立を図ったようなタイプと言える。

③ キャビンクルーザー
「キャビン」という名称から想像されるように、移住空間を重視した大型のタイプであり、寝泊りができるよう居住スペースがある。また、走行中もキャビン内から操縦できるようになっているものが多い。ここまでの大きさになると内部の部屋も複数あるのが通常で、スピードを出すというよりも「旅行としてのクルーズ」をゆったりと楽しむ目的に変化してくるだろう。用途としては、釣りのほかにもクルージングパーティの開催や海上停泊など様々なものがある。
また、購入価格もそれなりに高額になってくるため、日本国内では所有している方も限られてくるのではなかろうか。

④ メガヨットタイプ
世界のセレブリティが多く所有する、大型のクルーザーであり、大型になるにつれて海外への旅行も可能になるメガヨット。毎年モナコで開催されるF1モナコグランプリの中継を見ると、レース会場脇のハーバーにはこのタイプが多く停泊しており、「最終的に目指したい大きさ」のTheクルーザーといえる。
内装もまるで超高級ホテルの一室のようなものが多く、豪華なバスルームやまでついているものもある。最低でも数億程度するのがメガヨットの特徴。

■本論 経費として購入可能か・購入すべきか

さて、そのクルーザーを経営者として「購入」すべきなのか「レンタル」で必要になった時だけ借りるかが議論になる。節税対策としてクルーザー購入を考える人も多く、重要な視点として、やはり経費として認定されるのかといった目線は経営者として不可欠であろう。
まず、結論から言うと、節税対策としては、クルーザーの購入は適しているとは言えない。
その理由として、多くの場合クルーザーは事業上不可欠であるとは言い難いからである。クルーザーを購入し、利用したことで、社内で新たなキャッシュを生み、使用目的や使用者・使用後までの流れに透明性があれば問題はないとはいえる。しかし、実際のところクルーザーでそういった経費計上をすることは難しく、下手に手続きしてしまうと、購入費用が社長の賞与扱いとなり所得税や住民税が多く引かれてしまう。よって、経費としてどうしても落としたい場合は会計士と相談して慎重に進めていく必要があるだろう。
また、購入後は莫大な維持費がかかってしまうことも事実である。クルーザーを購入したのち、保管するにあたって申し込みや保証・保管が必要であり、そのすべてに費用がかかる。また、クルーザー自体も保険やメンテナンス・燃料などが必要であり、非常に維持費がかさんでしまう。
よってクルーザー購入・維持は想像以上に莫大な費用がかかってしまうため、本当に限られたごく一部の人間にしかお勧めできない。利用頻度を考えても、多くの人はレンタルで十分なのではないだろうか。

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まとめ

クルージングには様々な夢が詰まっている。「海」という圧倒的なスケールの中で家族や友人との時間を楽しんだり、あるいは釣りといった趣味に没頭出来たり、単純にクルーザーで海の上を走る喜びを味わうことができる。クルーザーが、日常から離れ、限られたものだけが堪能できる非常に魅力的な快楽を得られるツールであることは間違いない。
そのためにも、購入できるのかレンタルで十分なのか、どんな種類のクルーザーが利用目的に合致するのか、よく選んでみてほしい。


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