世界が集う街…アメリカ・ニューヨーク・マンハッタン
多忙な日々に追われ、自由に楽しむことを忘れがちになってはいませんか?
自由とチャンスを求めた者が集結し、誰もが一度は憧れる街、マンハッタン。
クラクションが飛び交う中イエローキャブ(タクシー)とピザ屋が街を走り抜けるのを尻目に、忙しながらもどこか余裕の表情で颯爽と歩く人たちに交じっていると、まるで映画の主人公になったかのように思えてきます。
誰でも主人公になれる場所、それが自由の街、マンハッタンです。
様々な人種が集まった場所で、開放感あふれた自由で刺激的なお休みを過ごしてはいかがでしょうか?
~ 世界最大規模 美術館 ―メトロポリタン・MOMA― ~
毎日携帯やコンピューターと睨めっこをしていると疲れてくるでしょう。そんな方には心も癒される美術館がオススメです。中でも有名なのがメトロポリタン美術館とMOMA近代美術館です。
メトロポリタンミュージアムは世界3大美術館の一つであり、来館者集でもフランスのルーブル美術館に次ぎ世界で2番目となっているほど有名です。世界中の様々なアート、歴史的な遺物などが幅広く展示されていて、最もバラエティーに富んだ美術館です。じっくり歩き見ていると丸一日かけても時間が足りないほどです。旅行などで滞在時間が限られている場合は日本語の無料ガイドツアーに参加して、1時間でガイドさんオススメの10点をひとつひとつ丁寧に見るのも良いでしょう。期間限定で様々な特別展も行われているため、訪れる際には何が開催されているかチェックしてから行くとさらに見応えを感じられます。
もう一つ有名な美術館、MOMA近代美術館はメトロポリタンミュージアムから歩いて行ける範囲にあります。よそ見をすると通り過ぎてしまいそうになるほどほかの美術館と比較して実にシンプルな外観です。現代を見据えた美術館であり、従来の伝統的な表現方法や美学だけに留まらず、映像や工業デザインといった現代ならではの方法で表現された作品を網羅しています。英語が苦手な方もオーディオガイドをレンタルできるため安心ですが、対応箇所が5Fのみで身分証明書も必要なので借りられない場合もあります。その時はiPhone対応のMOMA用のアプリがあり、全ての音声が日本語訳されるわけではありませんが、メジャーな作品に関しては日本語音声になっているので暇を持て余すことはありません。
~ 金色に輝く夢と政治の空間・トランプタワー ~
5番街でそのまま観光をするならば、かの有名なトランプタワーへ寄り道するのも良いでしょう。多くの予想を覆し、見事アメリカ大統領を制したドナルド・トランプ。「爆言王」「異端児」なとど呼ばれる中「アメリカの不動産王」としても有名です。彼を象徴する、セレブマンション、トランプタワーは全面ガラス張り。内装も金色を基調としているため、まさに金色に輝く夢と政治の空間です。お土産コーナーも豊富なのでお土産を頼まれた方はここで揃えるのも良いかもしれません。
~ がっつりステーキを楽しむ・WOLFGANG’S(ウルフギャング) ~
美術館でまったりアートに触れた後はタイムズスクエアにあるステーキハウス、ウルフギャングでがっつりステーキを食べましょう。ステーキの有名店はいくつもありますが、中でもその人気を二分しているのがピーター・ルーガーとウルフギャングステーキハウス。東京の六本木に日本一号店ができたばかりなので、知っている方もいらっしゃるかもしれません。ニューヨークだけでも4店経営されていて、平日でも予約なしだと待たされてしまう程大繁盛をしています。人気のステーキは柔らかく味がしみていていくらでも入ってしまいそうですが、やはりアメリカサイズで二人前を三人で食べるのがやっと…なくらいボリューミーです。地元民にも愛されていますが、アメリカに来たならやっぱりステーキが食べたいと思う観光客も多く、見渡すと日本人も沢山いるのでどこか安心を覚えます。
~ 世界中の音楽が流れる・カーネギーホール ~
美術、音楽、文学は古代より姉妹芸術と称されていますが、英語という文学、様々な美術をも触れた後は、是非音楽も触れてみてください。
カーネギーホールはニューヨークで最も有名なコンサート会場で、1891年のオープン以来、クラシック、ポップなど様々なコンサートが46,000以上開催されてきました。外観の印象とは違い、メインホールに足を踏み入れた瞬間から総赤絨毯の壮大かつゴージャスな造りになっているため圧巻です。
~心躍り出す・ブロードウェイミュージカル~
もっと心躍る経験をしたい、という方はブロードウェイが必見です。タイムズスクエアを中心としたブロードウェイ通りを常に賑やかすブロードウェイミュージカル。ニューヨークを訪れたら一度は観劇しておきたい観光の華です。チケットは1枚から予約可能のため、一人旅にもおすすめです。ディズニーミュージカルのアラジンやライオンキングなど大人気演目など、軽やかなダンスとアクション、心地よい歌声はまさに子供から大人まで楽しめる究極のエンターテイメントです。予めあらすじを把握していけば楽しさ2倍も間違いないです。上演前ももちろん、上演中は胸の高鳴りが止むことはないので、しばらくは興奮が治まらないかもしれません。
~憧れと感動を・NYヤンキースグッズショップ~
アメリカで興奮するものと言えば、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーなどもありますが、日本人の場合馴染みのある野球観戦を目的にニューヨークに訪れる方も少なくはないのではないでしょうか。試合を見た後は試合観戦の思い出にニューヨークヤンキースのオフィシャルグッズショップに足を運んでみてはいかがですか。歴代名選手のユニフォームなどファンにはたまらないお宝も展示されていて、その他ニューヨークを拠点とするメッツ、ジェッツ、ニックスなどのスポーツチームのグッズも沢山扱っています。タイムズスクエア店は場所柄夜遅くまで営業しているため日中時間がなくても一安心です。部屋に飾るのも良し、お土産に買うのも良し、使用するのも良し、野球ファンにはたまらないお店です。
~ファンが集う・ハードロックカフェ~
一日中観光を楽しんだ夜はロックが流れるエネルギッシュな店内でハンバーガーなどのアメリカ料理を楽しむのも通です。ハードロックカフェは日本にも進出しているため、ご存知の方もいるかと思いますが、巨大なギターが目印のお店でボリューム満点の料理をロックを聴きながら楽しめるファミリーレストランです。ロックの好きな方でも興味ない方でも子供から大人までアメリカのロックな社会を身近に十分楽しめます。エレキギターのオブジェ、ここでしか買えないお土産、音楽好きにはたまらない展示物があり、エルビス・プレスリーの遺品やジョージ・ハリソンのギターなどが見られます。巨大カクテルに刺さっているマドラーはギターの形をしていてお持ち帰りOKなので、これだけでも思い出になります。英語オンリーですが、英語の片言しかわからない方でも陽気なスタッフが親切にしてくれるので安心かつ楽しめます。
いかがでしたでしょうか?
アメリカ、ニューヨークは海外旅行先として大人気の都市、“やっぱり”ですが絶対に一度は行きたい観光地の一つです。歴史も大切に遺されている反面最新のグルメやファッション、エンターテイメントなどが集結し、常に変化を遂げています。知れば知るほど奥深いニューヨーク。一度触れたら虜になって、観光客からニューヨーカーへと変化するのも時間の問題かも知れませんね。
【プロフィール】
沓掛 孝男(くつかけ たかお)
1974年生まれ。埼玉県出身。
専門高校にて“人を幸せにするサービス業の奥深さ”を学ぶ。かけがえのない思い出を音響や照明などの演出で彩ることにやりがいを感じ、卒業後にブライダル・ホテル業界へと就職。のちにカナダ、アメリカ、スペイン、メキシコ、オーストラリアの5ヶ国へ転々と留学。帰国後、旅行会社の添乗員として就職し、現在も年間約250日、国内・世界各国を飛び回り続けている。培ってきた独自の演出で安心と安全を提供し、人を幸福へと導くジャーナリストのプロとして現在も活躍している。