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鳴門海峡の渦潮を楽しめるうずしおクルーズの魅力

春と秋に訪れたい鳴門海峡。ダイナミックで力強い渦潮を観測するには最適な時間があるって知っていましたか?鳴門海峡ではうずしおクルーズが航行しており、間近で迫力のあるうずしおを楽しむことができます。

世界中を楽しむクルーズ情報はWorld_Cruise http://world-cruise.jp/

鳴門海峡って?


鳴門海峡は兵庫県淡路島と、徳島県鳴門市の間にある幅1.34㎞の海峡です。もともとは淡路島と四国が陥没したことにより誕生した海峡で、周辺には大小いくつかの島々が点在しています。

鳴門海峡と言えば渦潮が有名ですが、暗礁がある独特な地形と、外洋と瀬戸内海の海潮の交代時によって生み出される現象です。

本州と四国を結ぶ本州四国連絡道路である大鳴門橋は昭和60年(1985年)に完成しました。

鳴門海峡を120パーセント楽しもう!

鳴門海峡の楽しみ方はただ渦潮を眺めるだけではありません。

地元の人しか知らないような情報を教えてくれるベテランコンシェルジュのガイドツアーや、アウトドア派に人気のシーカヤック、間近でもっと渦潮の迫力を感じたい人にぴったりのうずしおクルーズなど、ここでしか楽しめないことが盛りだくさんです。

うずしお回廊ガイドツアー


春・秋の大潮の時期限定で開催される「うずしお回廊ガイドツアーは、鳴門海峡の渦潮を知り尽くした“鳴門公園コンシェルジュ”の案内で行われます。

なぜ渦潮ができるのか、なぜ鳴門海峡の渦潮は大きいのかなど、専門的な知識を交えて渦潮のメカニズムをわかりやすく解説してくれます。その他にも大鳴門橋の歴史は豆知識、近くの展望台からの景色を見に散策してみたりと、鳴門海峡を堪能できるプログラムになっています。

料金は渦の道・エディの入館料と保険料込みで大人1000円、中高生700円、小学生500円。期間中の毎週土日祝日に開催されており、事前の予約は必要ないので時間が合うようであればぜひ参加してみてください。

シーカヤック体験


渦潮のイメージが強い鳴門海峡ですが、実はシーカヤックといったアクティビティを楽しめる場所でもあるのです。

シーカヤックの醍醐味と言えば海との一体感ですね。船に乗るクルーズとは違い、海面すれすれの位置で薄い素材、まるで海の中にいるかのような感覚を味わうことができます。

細長い船体に一人で乗ると転覆しないかな・・・という心配もありますが、無理をせずゆっくりとオールを使えばまずひっくり返ってしまうようなことはありません。しいて言えば乗り降りの時に注意するくらいです。

一度乗ってみれば見た目以上の安定感に驚くはずです。体験前にはきちんと進み方・曲がり方や注意事項など事前講習が受けられるので、シーカヤックデビューの方でも安心して利用することができます。

気軽に利用できる1時間半のコースや、鳴門海峡の他に小鳴門海峡や堀越海峡も楽しめるロングコースも用意されています。陸からでは見えない鳴門海峡の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

うずしおクルーズ船 咸臨丸・日本丸


巨大な渦潮が目の前に迫る様はまさに圧巻です。橋の上から見るのとでは迫力も段違い。きっと吸い込まれてしまうような感覚になるはずです。

特に春と秋の大潮では直径が20mにもなる大渦が見られることもあり、次々と大小さまざまな渦が出現します。

また鳴門海峡はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモアナローに次いで3番目に潮の流れが速い「世界三大潮流」に数えられており、タイミングが良ければ時速20kmの速度で轟音をあげながら流れる様子を見ることもできます。

そして鳴門海峡の渦潮は、フランスのランス川河口(直径2m)、ノルウェーのサルトストラメン街の海峡(直径10m)を抑えて世界最大の大きさなのです。

そんな渦潮を見逃さないようにしっかりと海面を観察しておきましょう。

渦潮が発生する時間帯


天候などで左右されることも多い渦潮ですが、せっかく鳴門海峡にきたのであれば一度は見ておきたいですよね。しかし渦潮は一日のうちどの時間帯でも見られるわけではなく、また季節によっても時間帯は変化します。

潮の流れが速いものから“大潮”、“中潮”、“小潮”と呼ばれ、渦潮観測には大潮が最適です。

大潮はベストな時刻の前後2時間、中潮は前後1時間半、小潮は前後1時間を目安にしておきましょう。

観光船や渦の道の公式ホームページを見ると、月間の潮見表が掲載されているので、旅行の日程を決めるひとつの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

1日のうち満潮と干潮の時刻が観測に適しているので、ほとんどが午前中と午後の2度チャンスがあります。早くて6時台から観測できる日もあるので、少し早起きをして人も少ない時間帯を狙ってみるのもおすすめです。

鳴門海峡へのアクセス

首都圏からは少し遠いイメージのある鳴門海峡ですが、新神戸や大阪まで新幹線を利用し、そこからバスやレンタカーを利用するケースが多いようです。

鳴門海峡以外にも観光スポットを巡るのであれば、バスや鉄道のない場所もあるので車での利用がおすすめです。

【車の利用】


神戸三宮駅から車でおよそ1時間15分、鳴門駅からは15分ほどの距離にあります。その他高松市内からはおよそ1時間10分、徳島市内からは50分、琴平からは高松自動車道経由で1時間30分ほどです。

神戸・淡路・鳴門自動車道「鳴門北インター」で降りた後、鳴門公園方面に左折してください。

鳴門公園付近には駐車場が完備されているのでそちらを利用しましょう。休日には橋に近い場所ほどすぐに埋まってしまうので、ゆとりをもって行った方がいいかもしれません。

【路線バス】


・徳島駅から鳴門公園行きバスに乗りおよそ1時間15分、鳴門観光港下車。

・鳴門駅から鳴門公園行きバスに乗りおよそ20分、鳴門観光港下車。

【高速バス】


・大阪駅から高速鳴門までおよそ2時間、小鳴門橋へ移動し徳島バスに乗り継いで15分ほど。

・神戸三宮駅から高速鳴門までおよそ1時間15分、小鳴門橋へ移動し徳島バスに乗り継いで15分ほど。

・高松駅から徳島駅までおよそ1時間35分、徳島バスに乗り継いで1時間20分ほど。

合わせて寄りたい鳴門の観光スポット

鳴門海峡を見た後に、合わせて訪れてみたい鳴門の観光スポットをご紹介します。渦の道からのアクセスも良好です。

大塚国際美術館


大塚国際美術館は大塚グループが創立75周年の記念事業として設立した美術館です。常設展の広さは国内最大級を誇り、世界25か国・190もの美術館が所有する西洋名がおよそ1000点の複製が並びます。

大塚オーミ陶業株式会社の技術によって細部まで精巧に再現されており、本物さながらの素晴らしい美術品を堪能することができます。その証拠に館内にあるものはすべて贋作であるにも関わらず、毎年県外からも多くの観光客が訪れている人気スポットです。

オリジナル作品は長い年月が経つことで少なからず劣化していくものですが、当番名画は2000年以上も美しさを保ち続けると言われています。

館内の展示方法にもこだわりがあり、各国のオリジナルを所有する美術館長や館員からは大きな賛同を得ました。

大鳴門橋架橋記念館エディ

渦の道から徒歩3分に位置する大鳴門橋架橋記念館エディは、「渦」と「橋」をテーマにした体感シアターやトリックアート、ミニ水族館など子供から大人までが楽しめる作りになっています。

また屋上は写真スポットとして好評で、鳴門海峡の素晴らしい景色を眺めることができます。

腹ごしらえは特産品で!

旅行といえば観光スポット巡りもいいですが、その土地ならではの美味しいものも外せません。

しかし観光地の食堂やレストランは営業時間が短いことも多いので、絶対に食べておきたいグルメは事前にお店の営業時間と定休日を調べておきましょう。

徳島バーガー


徳島が誇るブランド食材の阿波牛や鳴門鯛、阿波尾鶏といった食材をふんだんに使用した徳島バーガーをご存知ですか?

地元で行われる審査会できちんと認定されたものしか徳島バーガーの名をつけることはできず、各店でさまざまな工夫がなされた創作徳島バーガーがメニューに並んでいます。

すだちを使ってさっぱりと仕上げたものや、徳島の野菜を贅沢に挟み込んだプレミアムバーガーなど、みんなでシェアしながら食べ比べてみるのも面白そうですね。ありそうでなかった変わり種バーガーは旅の思い出にもなりますし、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

徳島市内では定期的にバーガーコンテストが開催されており、各店がこだわり追求した味や個性で競い合います。ご当地グルメを食べ歩いてそこそこお腹が満たされていても、なぜかハンバーガーはぺろっといけちゃいますよね。ここでしか見られない・食べられない徳島バーガーを味わってみてください。

徳島ラーメン


地元では“中華そば”や“そば”と呼ばれる徳島ラーメンは、徳島県東部の人気ご当地グルメです。そして徳島ラーメンは茶系・黄系・白系といった3系統に分けられるのが大きな特徴です。

茶系は別名・黒系とも呼ばれており、その名の通り色の濃いスープと中細麺で提供されます。豚骨ベースに濃い口醤油などで味を整え、豚バラ肉と野菜のトッピングの上に生卵がのっているのが一般的。

横浜で行われたイベントでこの茶系がご当地ラーメンとして登場したことから、徳島ラーメン=茶系というイメージがついたそう。

黄系は薄口醤油を使用した優しい味わいのスープで、見た目の色も茶系とはかなり異なります。具材は野菜とともにチャーシューが入っており、3系統の中では一番さっぱりとした一杯です。

そして白系は、豚骨ラーメンに近い味わいで味は濃いめに仕上げられています。一番甘味が強く、マイルドな後味のラーメンです。

徳島ラーメンとしてメジャーになった茶系では生卵が使われますがその他ではあまり見かけません。そして徳島ラーメンのもう1つの特徴といえば、ご飯のおかずとして食べられていることです。

そのため一般的なラーメンに比べると量が少なめになっているので、ぜひご飯と一緒に食べてみてください。

鳴ちゅるうどん

あまり聞きなれない名前ですが、昔から地元で愛されてきた徳島のB級グルメです。

薄い色のスープはあっさりとした味わいで、細めの柔らかいうどんの上には油揚げとネギがトッピングされます。お店によってはわかめやたまご、ちくわを入れるところもありますが、基本的にはさっぱりといただけるようなシンプルな一杯です。

あまり食欲がない病み上がりの時や夏バテの時にも「ちゅるっ」と食べられることからその名がついた鳴ちゅるうどん。街の食堂には鳴ちゅるうどんを求めて、昼時になると多くの人で賑わいます。

かの有名な「うどん県」でうどんの食べ歩きがメジャーなように、ここ徳島でも鳴ちゅるうどんの食べ歩きのすすめ「鳴ちゅるマップ」が用意されているのでチェックしてみましょう。シンプルながらもお店ごとに違う出汁の利き具合なんかを比べてみてはいかがでしょうか。

徳島丼

もともとはフジテレビの社員食堂から始まったといわれている徳島丼は、徳島の県知事が都内で試食したことをきっかけとして徳島の県庁の食堂で提供されるようになりました。

ご飯の上に徳島ラーメンの具材がのせられており、豚バラや野菜、そこに生卵が加えられた“茶系”のトッピングに近いものです。本場徳島ではご飯のおかずとして食べられていたラーメンなので、お米との相性もばっちりです。

豆天玉焼き

徳島のソウルフードとも呼ばれる豆天玉焼きは、甘い金時豆と小エビの天ぷらとお好み焼きがひとつになったなかなか想像のつかないような味わいのB級グルメです。

金時豆がお好み焼きに・・・?びっくりするような組み合わせですが、食べてみるとその相性の良さに驚きます。一度食べるとなぜか忘れられない、そんなインパクトのある味わいです。

中に入る食材によって名称が少し異なり、お好み焼きに金時豆を入れて焼いたものを「豆焼」、そこへたまごを加えて焼き上げたものを「豆玉焼き」、小エビの天ぷらを入れると「豆天玉焼き」といいます。

徳島のお好み焼きは関西風ともいわれますが、昔から豆の消費が盛んであった地域なので、お好み焼きの具材として使用されたのは自然な流れなのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?鳴門海峡の魅力は渦潮だけではありません。どこまでも広がる海と美しい雄大な山々がある淡路島・鳴門には隠れた魅力がたくさんあります。

季節によってもさまざまな表情を見せてくれる鳴門海峡へ、ぜひ足を運んでみてください。

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