バナナダイエットのメカニズムとは?バナナに含まれる栄養素と効果
バナナを使ったダイエットを知っていますか?バナナは体に良いですし、ちょっとしたカロリー補給には向いてますよね。スポーツ選手が試合や空いた時間にパクっと食べているシーンなどをよく見るかと思います。
バナナは腹持ちも良く、栄養価が高いことから、ダイエットに活かすことができないかと注目されるようになってきました。今回は、そんなバナナダイエットについて、ダイエットのメカニズムやメリット・デメリットやその効果など気になる内容をお伝えしていきます。この記事を参考に、健康的なスリムボディを手に入れましょう。
一流の経営者は外見も内面も美しい! http://beaucy.jp/
バナナに含まれる栄養素と効果
バナナダイエットは、基本的には食べ物の置き換えダイエットと言えます。一日一食、朝、昼、夜の食事のどれかをバナナに置き換える、というものです。朝バナナダイエットをするとしたら、昼と夜は普通に食事を食べてもよいというものです。
また、ただのバナナに飽きてしまったらスムージーなどにして飲むのもいいかもしれませんね。
では、そもそもバナナには、どんな栄養分や効果があるのでしょう。バナナの栄養分や効果を知っておくだけでも、ダイエットだけでなく、様々なシーンに活用できると思います。
エネルギー源の炭水化物とブドウ糖
スポーツ観戦やテレビなどでスポーツ選手がバナナを食べてエネルギー補給をしているシーンを見かけることがあるかと思いますが、そもそもなぜバナナなのでしょうか?他の食べ物やフルーツではだめなのでしょうか?
実は、バナナには炭水化物が多く含まれており、これがスポーツ選手がバナナを好む理由なのです。炭水化物は摂取するとすぐに糖に分解され、体のエネルギーとして活用されるため、試合間のエネルギー補給には最適というわけです。
そんなバナナには、1本に25g程度の炭水化物が含まれています。少し詳しい人ならば、ここで、「炭水化物って太るんじゃないの?」という疑問が湧いてきますよね。しかし、バナナの炭水化物は、その3分の2が食物繊維で、3分の1がブドウ糖です。
食物繊維はみなさんご存知の通り、腸内環境を改善する効果のある成分ですし、ブドウ糖はエネルギー源として活用されますので、体にとても良く、食べ過ぎなければ太る心配はありません。
炭水化物を消化するアミラーゼ
バナナには炭水化物を消化するために必要な、アミラーゼという消化酵素が含まれています。このアミラーゼは、炭水化物をブドウ糖や果糖、そして腸内環境の改善に役立つオリゴ糖などに効率よく分解する働きがあります。
むくみ予防に効果的なカリウム
カリウムは野菜や果物に多く含まれている成分ですが、驚くべきことに、果物の中ではバナナに1番含まれているのです。カリウムの効果は、体内の要らない水分をデトックスする働きがあることと、脂肪燃焼にも一役買っていますので、ダイエットには効果的と言えます。
便秘に効果的な食物繊維
上記でも食物繊維が含まれることは説明しましたが、食物繊維は多くの女性が悩んでいる便秘や腸内環境の改善を助けてくれます。食物繊維を摂りたいけど野菜だけでは続けられないと思っている人は、バナナをメニューの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
代謝向上の担い手であるビタミンB群
女性ならビタミンB群は、皮膚や粘膜保護に役立つ成分ということをご存知かもしません。しかし、それ以外にビタミンB群は、糖や脂質の代謝向上を手助けする働きがあります。
バナナに含まれるブドウ糖をビタミンB群が効率よく燃焼させる働きがあるので、即座にエネルギーとして活躍します。スポーツ選手が試合の合間などにバナナを食べるのは。こういった理由があるからです。
コレステロールを抑制するペクチンや食欲を抑制するヒスチジン
他にもペクチンやヒスチジンといった身体に嬉しい成分がまだまだあります。
ペクチンという成分は、コレステロール値や血糖値の上昇を抑制したり、疲労回復などの効果があります。
食欲を抑えてくれるヒスチジンという成分は、体内で生成されません。そのため、食べ物やサプリメントなどから摂取する必要があります。気軽に買えるバナナにこの成分が含まれているのは嬉しいですよね。
バナナダイエットのメカニズムと方法
バナナについて少し詳しくなったところで、次はバナナダイエットのメカニズムと方法を見ていきたいと思います。
バナナダイエットのメカニズム
バナナダイエットをするとどうして瘦せるのでしょうか。その理由には、バナナの消化時間が早いということが挙げられます。芋やお米などは消化に2~3時間かかり、肉の脂肪分だと4時間以上かかります。しかし、バナナの消化時間は、たったの1時間と他の食べ物に比べて格段に速いです。
なぜ消化が早いことが良いのかというと、脂肪燃焼時間が関係しています。脂肪を燃焼させるには酵素が必要で、この酵素は、血液で運ばれていきます。しかし、胃の中に食べ物があり、それを消化しているときは、内臓に血液が集中するので、酵素を運ぶことが出来ません。結果、脂肪の燃焼がしにくいということになります。
しかし、バナナダイエットでは、食べるのはバナナのみですし、食べたとしても消化時間が早いので、他の食べ物より脂肪燃焼時間が多くなるためダイエットに有効なのです。そのため、より効率的に脂肪燃焼ができ、胃を休息させることにもつながるというわけです。
朝バナナダイエット
朝バナナダイエットは、普段の食事の代わりに「バナナ1、2本と常温の水を飲む」だけです。「常温の水」というのがポイントで、消化を助け胃腸に負担をかけないためにも、牛乳やジュースなどは一緒に飲まないようにしましょう。もちろん、食後30分後のコーヒーなどは問題ありません。
バナナのカロリーは、1本で85~100キロカロリーです。普通に朝食を食べると、400~500キロカロリーは摂取しますので、カロリーを抑えるという観点からも、ダイエットには効果が期待できます。また、朝バナナダイエットは、カロリーを抑えるためだけではありません。
バナナで朝食を抜く分、昼はしっかりと栄養バランスのあるものを食べると、間食も減らすことができ、お勧めです。また、どうしても間食をしたい場合は1日1回などと制限をかけ、高カロリーのものは控えつつ、ドライフルーツやナッツ類、低カロリーデザートなどを選ぶのが好ましいです。
夜バナナダイエット
夜バナナダイエットは、夕食30分程前にバナナ1、2本と常温の水を飲み、夕食も通常通り食べるという方法です。夕食は満腹感を得たら食べるのをやめましょう。
夜バナナダイエットは便秘解消や腸内環境の改善に繋がり、バナナの腹持ちが良いことから夕食の摂取量やカロリーも減らすことができるため、朝バナナダイエットよりも無理をせず手軽に出来る点が話題を呼んでいます。
また、バナナダイエットは朝・夜にかかわらず、夕食は20時に済ませ、日付が変わる前に就寝するとより効果出ます。
先述の通り、肉の脂肪分などは消化に4時間以上かかり、消化しきらない内に寝てしまうと質の良い睡眠ができません。また、早い時間帯に深い睡眠に入ることで脂肪解消や疲労回復の効果を得ることができるので、夕食と睡眠時間には気を付けましょう。
バナナダイエットのメリット、デメリット
ダイエットをするときは、そのメリットとデメリットを知っておくことも大事です。バナナダイエットにもメリットデメリットはありますから、これを機に覚えておきましょう。
【メリット】
- 一日の食事の一つをバナナダイエットに代えるだけで、その他の食事の制限はしなくていい。
- バナナの成分からもわかるように、体に良い食べ物である。
- 時間がない時でも、バナナダイエットなら手軽にできて、時間がかからない。
【デメリット】
- バナナを食べ過ぎると、尿路結石になりやすい。
- バナナダイエットの効果を促進させるために、夕食と就寝時間が設定されるので、夜型の人には大変。
まとめ
バナナダイエットは他のダイエットに比べ、コストもかからず、食事をあまり制限しなくてよいなど簡単にできるストレスフリーなダイエット方法です。バナナを食べて脂肪燃焼しやすい身体をつくりつつ、適度な運動を行い、バランスの良い食事をとりながら、無理せずダイエットを進めていきましょう。
一流の経営者は外見も内面も美しい! http://beaucy.jp/