スタートアップの資金調達・ビジネスマッチングサイト

知床に行ったらクルーズしよう!ドルフィン号で行く見どころはここ!

知床半島およびその沿岸海域が世界遺産に登録されたのは2005年7月のこと。北の豊かな自然には絶滅が危惧される固有の動植物が数多く生息しています。登録当初は知床ってどんなところ?という感じでしたが、今ではすっかり日本有数の観光地になりましたね。

知床観光でお勧めしたいのがクルーズです。陸からでは見られない滝や近づくと危ないヒグマなども船からならじっくり見ることができます。知床を巡るクルーズ船には、おーろら号、ゴジラ岩観光、FOX、知床遊覧船などがありますが、今回ご紹介するのはクルーザー観光船のドルフィンです。

ドルフィン号でいく見所や他の観光船との違い、料金、乗車方法などについてまとめてみました。

世界中を楽しむクルーズ情報はWorld_Cruise http://world-cruise.jp/

知床クルーズ「ドルフィン号」のコースは3つ

ドルフィン号では3つのコースから選ぶことができます。いずれも出発はウトロ港から。往路は岸沿いに、断崖や滝、野生動物を間近に見ながら航行し、復路は沖合から知床連山を眺めつつ、野生のイルカなどを探しながら帰航するコースとなっています。

知床岬クルーズ

知床岬クルーズは、知床半島の突端までいって戻ってくるコースです。所要時間は約3時間と3つのコースの中ではもっとも長いです。その分、ヒグマやエゾジカなどの野生動物との遭遇率も高めとのこと。知床半島の自然を堪能したい人にオススメのコースとなっています。

料金は大人8000円、小学生4000円、幼児無料となっています。運航期間は4月末~10月上旬です。

野生動物観察クルーズ

野生動物観察クルーズは、ヒグマやエゾジカなどが出没しやすいルシャ湾までいって戻ってくるコースです。所要時間は約1時間40分ほどです。野生動物に遭いたいけれど、3時間も船に揺られるのはつらいなぁ、という人にオススメです。

料金は大人5500円、小学生2750円、幼児無料となっています。運航期間は5月初旬~10月上旬です。

カムイワッカの滝クルーズ

カムイワッカの滝クルーズは、カムイワッカの滝までいって戻ってくるショートコースです。硫黄山から流れ出る温泉が川に流れ込んでいるため、温泉の川として全国的にも有名となりました。カムイワッカの滝は沢登りスポットとしても人気です。

所要時間は約1時間、料金は大人3300円、小学生1650円、幼児無料となっています。手軽に知床半島クルーズを楽しみたい方にお勧めです。ただし、20名以上の団体予約のみ受け付けているそうなので、個人での利用はできません。

ドルフィン号の基本情報

それではドルフィン号はどういった船なのでしょうか?基本スペックや乗船場所、気になるポイントなどについてまとめてみました。

ドルフィン号はこんな船♪

ドルフィン号は、フルオープン席の2階とセミオープン席の1階からなる2階建てのクルーズ船です。全長17m、全幅4.2m、総トン数19トン、旅客定員は48名です。大きすぎず小さすぎずといったサイズ感でしょうか。窓のない開放的な席からはダイレクトに知床の自然を感じることができます。

オープン席というとお天気が悪い時が心配ですが、雨の時には2階に幌がつきます。また、波が静かな時には船先部分にも乗船することができるそうです。船内には男女別トイレと疲れた時に嬉しいソファ席があります。最大速力は30ノット、時速55.6㎞と結構スピードも出ます。

集合時間や乗船場所について

出航はウトロ港からになります。住所は、北海道斜里郡斜里町ウトロ東52、です。ウトロに1軒しかないセブンイレブンのはす向かいにドルフィンの駐車場があります。

乗船手続きなどがありますので、当日は出航予定時間の30分前に集合するようにしましょう。

予約は必要?

予約なしでも当日、空席があれば乗船可能です。ただし、予約順で乗り込む形になるため、早めに予約している方が、良い席をとりやすいそうです。また、連休などの繁忙期には満席になることが多いそうなので、あらかじめ予約をしておいた方が安心です。ネットで空席状況確認もできます。

予約方法は電話かネットになります。前日までのキャンセルならばキャンセル料はかかりません。
☆電話:0152-22-5018 *前日・当日の予約は電話限定
☆ネット予約:http://www.shiretoko-kankosen.com/2015/yoyaku.html

幼児や車いす、ペットはOK?

・小さい子供も乗船OKです。小学生未満ならいずれのコースも無料で乗船することができます。
・車いすのに関しては、付き添いの人やスタッフが手伝って乗船できるならばOKです。ただし、船内に車いすを持ち込むことはできません。
・ペットは小型犬ならOKとのこと。ただし、1階キャビン内には入れません。また、乗船中にペットを事務所で預かるサービスもあるそうです。

他のクルーズ船との違い

知床半島を観光するクルーズ船は他にもあります。ドルフィン号との違いはどのようなところなのでしょうか?まとめてみました。

安定感のある大型船「おーろら号」

知床観光クルーズで最も大きい船は「おーろら号」です。定員400名の大型船で、船内には展望デッキやコーヒーラウンジ、売店などの設備があります。揺れも少なく安定感があります。ただ、大きい分、野生動物などにぎりぎりまで近づいて観るといったことは小型船に比べて苦手です。冬には網走流氷観光砕氷船が運航しています。

☆おーろら号:https://www.ms-aurora.com/shiretoko/index.html

同じくらいの小型船「FOX」

2015年に新しく就航した「FOX FIVE」は乗客定員50名と、ほぼドルフィン号と同じ大きさです。小型船のため野生動物を積極的に探して航行してくれます。出航時間などによって細かく料金設定がされています。また、ヒグマに遭遇できなかった場合には「ヒグマ残念賞キャンぺーン」として景品のプレゼントがあります。

☆クルーズFOX:http://www.hitcolour.com/cafefox/cruise/

冬でも営業「ゴジラ岩観光」

保有する船舶は3隻、旅客定員はそれぞれ55名、59名、88名となっています。ウトロ港から出港するクルーズだけではなく、半島の反対側にある羅臼(ラウス)クルーズのコースもあります。ラウス側ではウトロ港側よりもツチクジラの群れなどに遭遇しやすいようです。2度目の知床クルーズにはラウス側を選ぶのも良いかもしれませんね。また、1月下旬~3月下旬頃は流氷クルーズを運航しています。

☆ゴジラ岩観光:http://kamuiwakka.jp/

知床にいったら是非クルーズも楽しもう!

いかがでしたか?知床観光をする際には是非、クルーズも楽しんでもらえればと思います。クルーズを運行している会社は複数あるので、自分の好みにあったところを選べると良いですね。陸路だけでは見られない、知床の雄大な自然を体感できますよ!

世界中を楽しむクルーズ情報はWorld_Cruise http://world-cruise.jp/

関連記事

公式Facebookページ

公式Xアカウント