グラスボートに乗ってみたい!グラスボートに乗れる観光地ご紹介
ダイビング用のアクアラングやシュノーケルを付けて海へ潜るのはとてもエキサイティングなことですが、そこまで本格的に潜りたくない、あるいは潜れない人がほとんどだと思います。そんな人におススメなのがグラスボートです。
グラスボートと言えば、日本から数時間で行ける、サイパンやグァムなどのビーチリゾートではおなじみのアトラクションですが、実は日本国内でも乗れるところがあるのです。東京都内ではさすがにないですが、一番東京に近いところだと、千葉県館山にあります。
その他、和歌山県白浜、沖縄県名護市で乗れるグラスボートをご紹介致します。アクアラングやシュノーケルの装備は必要なし、冷房の部屋にいながらにして海の底が体験できる楽しい「グラスボート」とはどんな乗り物なのでしょうか?
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館山海中観光船
東京からは高速バスも出ているので2時間半もあれば到着する館山。実はここにもグラスボートに乗れるところがあるんです。
東京から2時間半。高速バス直行で行ける館山
グラスボートは海底透視船といい、船底がガラス張りになっていますが、ここ館山の海中観光船はそれとちょっと違います。お客さんが覗くところはなんと海底3~4メートルのところに潜っていますので、まるでアクアラングをつけて海底に潜っているかのように海の底を覗いてみることができます。
しかも、海の底のように冷たい思いをしないで済む、冷暖房付きの部屋にいながら、潜水服などはもちろん必要ありません。1年中快適な環境の中で海底散歩を楽しむことが出来ます。
カラフルなお魚が泳ぐ海
千葉県南部の館山周辺には黒潮に乗ってくるカラフルな魚たちが泳いでいます。例えば、ディズニーアニメ映画「ファイティング・ニモ」のモデルとなったクマノミ、南国を思わせるカラフルなツノダシ、黄色と黒の縞模様のカゴカキダイなどが、ゆったりと海の底を泳いでいます。
カラフルな魚たちの姿を見ていると、まさに南国の海底にいるようで、実際には自分が千葉にいることなど忘れて夢中になってしまいます。「水面がキラキラ反射して光の芸術のよう」、ディズニーシーの「海底2000マイルのよう」などと体験された方からは高い評価を頂いています。
この貴重な海中散歩のお値段は大人(中学生以上)2,570円、小人(小学生)1,290円ですが、利用日によって、また早割りで割引になる場合もありますので、うまく利用するといいでしょう。
ブセナ海中公園
ブセナ海中公園は沖縄県名護市にあります。ここには海中展望塔というものがあり、グラスボートとセットで楽しむこともできます。
那覇からは遠いが直行で行けるブセナ海中公園
那覇空港から車で90分。沖縄本島を北上すると名護市に到着します。空港からは海中公園のすぐ近くにある高級リゾートホテル、ブセナテラスビーチリゾート行きのリムジンバスや路線バスが出ているのですごく便利です。場所的には那覇から離れているのですが、空港から直行でアクセスできるのがなによりも高ポイントですね。
ブセナ海中公園にあるグラスボートの正式名称は「グラス底ボート」といい、外観がユニークで、まるで鯨のような形をしています。鯨型の船に乗るなんてこの時点で子供のテンションはMAXです。
沖縄の海にはカラフルなお魚が一杯!
また、ブセナ海中公園にある「海中展望塔」はお天気が悪くてボートに乗れなかった場合にも360度パノラマで海の底を覗くことができます。桟橋を歩き、海底に数メートル下がったところにある展望塔では、円形の24面の窓が設けられているので、ぐるりと一周でき、お目当てのお魚をじっくり観察することができます。
料金は大人が1,560円、小人(4歳~中学生)が780円とリーズナブル。海中展望塔とのセット料金もあります。
南紀白浜グラスボート
大阪から特急で2時間、自動車だと2時間半で和歌山県の白浜という、関西のリゾート地として名高いところに到着します。近くに白浜空港もあるのでアクセスは便利です。白浜の名所とも言える「アドベンチャーワールド」も近くにあるのでこちらの観光もおススメします。
大阪から特急で2時間。関西のリゾート地白浜で乗るグラスボート
船は「りんかい」と「せと」という2つのタイプの船があり、どちらも船底がガラスになっていて、上から観光客が覗き込むタイプです。船体には丸い窓が沢山ありますのでこちらからも海中を優雅に泳ぐ魚を見ることが出来ます。
カラフルな海中の魚たち
南紀白浜のグラスボートでは、いかにも南国のようなビジュアルの黄色いストライプのチョウチョウウオ、ツノダシやカワハギなど珍しい魚が沢山泳いでいます。和歌山県は、日本でも南に位置しますので南国にいるような魚も見れるのが特徴です。和歌山・南紀白浜グラスボートのお値段はどのくらいなんでしょうか?
所要時間が25分で、大人(中学生以上)1,600円、子供(4歳~小学生)は800円というリーズナブルなお値段です。
「円月島」もおすすめの観光スポット
グラスボートに乗っているときに目に入る「円月島」という、まるで穴の開いたひょうたん島のような島があります。調度、サンセットの時に穴から見る夕陽は美しく、見る価値があります。ただし、夏も冬もグラスボートの営業は4時10分で終わってしまいますので、その時間以降は沖から眺めることとなりますが、夏は18時半、冬は16時半がサンセットの狙い目時刻です。
まとめ
いかがでしたか?千葉県館山の「海中観光船」、沖縄県名護市の「ブセナ海中公園」、そして和歌山県白浜の「南紀白浜グラスボート」と、日本国内でグラスボートに乗れる場所をご紹介しました。
日本ではあまり馴染みがないのですが、一度乗ってしまうと病み付きになる海底のキレイさです。日本近海でもこんなにトロピカル風の魚がいるものかとほんとうに驚きますね。皆さんも、これらの場所の近くによる予定があれば、寄ってみられてはいかがでしょうか?きっと「非日常」な体験が出来ます。
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