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泡盛とは何ぞや?泡盛の基礎知識と美味しい飲み方、人気泡盛ランキング10選

沖縄の代表的なお酒である泡盛。お土産としても人気ですし、沖縄に行ったことが無い方でも名前は耳にしたことがある方はいらっしゃるかと思います。

とはいえ、名前を知っているだけで実際に泡盛に挑戦したことはまだ無かったり、そもそも泡盛って何ぞや?本土の焼酎とは何が違うの??といまいちどんなお酒なのかよくわかっていない…という方も多いのではないでしょうか。

といわけで、今回はそんな泡盛初心者の方に泡盛の基礎知識と美味しい飲み方、そして人気の泡盛ランキング10選をご紹介します。

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泡盛の基礎知識

泡盛とは、日本最古の蒸留酒である沖縄発祥のお酒です。

焼酎のルーツになったと考えられていますが、伝統的に黒麹菌を使用していること、原料にタイ米を使用していることが焼酎との違いです。(焼酎は白麹菌を使用しており、原料にはまず米または麦を使用して米麹あるいは麦麹を作り、その後主原料となる芋や麦、米、そばなどを投入します。)

タイ米を使う理由としては、タイ米は日本米に比べて水を吸いにくく、この特徴が黒麹菌の繁殖に適しているからだそうです。

泡盛には強いお酒というイメージを持っている方も多いかと思いますが、実際に泡盛のアルコール度数は日本酒や焼酎よりも高めの25〜30度となっており、最高43度までの製品があります。(日本酒の平均アルコール度数は15〜16度、焼酎は20〜25度)

また、3年以上寝かせた泡盛は「古酒(クース)」と呼ばれます。(一般的に、甕やビンに入れて熟成させます。)

泡盛は寝かせれば寝かせるほどアルコールの刺激が和らぎ、まろやかで甘い香りを醸し出すようになります。1853年に琉球国を訪れたペリー一行が古酒を飲んだと伝えられており、その芳醇な風味を「まるでフランスのリキュールのようだ」と表現したと言われています。

泡盛の美味しい飲み方

泡盛の飲み方としては、水割り、ロック、炭酸割り、お湯割り、カクテルがあります。地元沖縄では水割りが最も一般的だそうですが、強いお酒には慣れていない方はカクテルのベースにして飲んだり、お好みに合わせて工夫して美味しく飲むことができます。

以下では各飲み方の詳細をご紹介します。

水割り

最もポピュラーな飲み方で、水で割ることでアルコール度数が下がり飲みやすくなっていますが、泡盛の香りやほのかな甘さを感じることができます。

25度の泡盛なら5:5、30度なら泡盛4:水6、40度以上なら泡盛3:水7を目安にすると良いそうです。

ロック

ロックで飲むならぜひ琉球ガラスのグラスに大きめの氷を入れて飲むことをおすすめします。琉球ガラスは見た目にも涼しげで美しく、また大きめの氷がゆっくり溶けるのでひんやりとしたのど越しを楽しむことができます。

炭酸割り

グラスに氷をいっぱい入れて泡盛を適量注ぎ、ソーダを注いでマドラーなどで混ぜます。飲み口が爽快になるので、水割りよりもさらに飲みやすいです。ハイボールが好きな方には特に気に入って頂ける飲み方だと思います。

お湯割り

体を温めたい時におすすめの飲み方です。お湯が熱すぎると香りが飛んでしまうため、70度前後のお湯で割るのがポイントです。

カクテル

お酒に弱い方でも比較的飲みやすいのがカクテル。特に、グァバやゴーヤーなど南国のフルーツや沖縄の特産品を使用した泡盛カクテルは旅行気分を盛り上げること間違い無しです。

参考:泡盛倶楽部 泡盛の美味しい飲み方

人気泡盛ランキング10選

次に人気の泡盛ランキングをご紹介します。泡盛の銘柄は多く、特に泡盛初心者ほど一体どの銘柄から挑戦すれば良いのか迷ってしまいがちですが、それぞれの銘柄の特徴を理解すれば自分にとって飲みやすい、好みの泡盛がきっと見つかります。

1. 残波ホワイト 25度

「ザンシロ」の愛称で親しまれている人気の泡盛。フルーティーな香りと爽快な飲み口で女性からも人気です。

アルコール度数が30度の残波ブラック(ザンクロ)もあるので、より泡盛の旨みを味わいたいという方にはこちらもおすすめです。

おすすめの飲み方:水割り、ロック

残波ホワイト25度(比嘉酒造)
商品紹介ページ:https://www.zanpa.co.jp/line_up/zanshiro/

2. 島唄 25度

他の泡盛に比べて甘みが強く、まろやかな味をしています。クセも無いので泡盛が初めての方でも飲みやすいです。商品名には「沖縄の島唄のような泡盛に」という思いが込められています。

おすすめの飲み方:水割り、ロック、カクテル

島唄 25度(まさひろ酒造)
商品紹介ページ:https://www.masahiro.co.jp/c153746.html

3. 咲元 30度

やや辛口ですが、旨味があって飲みやすい泡盛。水割りにすると、フルーティーな味わいが楽しめます。

おすすめの飲み方:ストレート、水割り、ロック

咲元 30度(咲元酒造)
商品紹介ページ:https://www.sakimoto-awamori.com/product_list.html

4. 瑞泉 30度

戦後より沖縄の人々に愛されてきた銘柄。まろやかで飲みやすく、キレがあります。味もデザインも当時のまま、琉球泡盛の歴史と伝統を継承する泡盛です。シークワーサーやレモンを絞っても美味しくいただけます。

おすすめの飲み方:ロック、カクテル

瑞泉 30度(瑞泉酒造)
商品紹介ページ:https://shop.zuisen.co.jp/products/list?category_id=23

5. 久米島の久米仙 30度

残波ホワイトなど初心者向けの泡盛に慣れたら、次にぜひ挑戦することをおすすめする銘柄。おだやかな甘みがあり、後味が爽やかです。ストレートからカクテルまでどんな飲み方にも合います。

おすすめの飲み方:ストレート、水割り、ロック、お湯割り、カクテル

久米島の久米仙 30度 (久米島の久米仙)
商品紹介ページ:久米島の久米仙 HP

6. 八重泉 30度

石垣島の蔵元が造る人気の泡盛です。地元石垣島の人たちにも愛され、よく飲まれています。

芳醇な香りと飲みやすさが特徴。石垣島の味をぜひお試し下さい。

おすすめの飲み方:水割り、炭酸割り、カクテル

八重泉 30度(八重泉酒造)
商品紹介ページ:https://yaesen.com/

7. まさひろ 30度

華やかな香りとすっきりキレのある味わいで、比嘉酒造(現:まさひろ酒造)の歴史とともに歩んできた代表銘柄。

クセが無いので泡盛初心者の方でも飲みやすいですが、飲み慣れている方でも満足できる味です。

おすすめの飲み方:水割り、ロック

まさひろ 30度(まさひろ酒造 旧:比嘉酒造 ※残波の酒造会社とは同名だが別会社)
商品紹介ページ:https://shop.masahiro.co.jp/

8. 轟 25度

沖縄本島北部に流れる「轟の滝」にちなんだ復刻版泡盛。クセが無くあっさりとした飲み口ですが、後味はしっかりしています。

おすすめの飲み方:水割り、ロック

轟 25度(ヘリオス酒造)
商品紹介ページ:http://www.helios-shop.jp/awamori

9. 青龍 古酒 30度

長期熟成古酒のブレンドによる泡盛。アルコール度数は30度なのでロックでも飲みやすく、古酒ならではの独特のまろやかな甘味が広がります。

おすすめの飲み方:水割り、ロック、お湯割り

青龍 古酒 30度(瑞泉酒造)
商品紹介ページ:https://shop.zuisen.co.jp/products/detail/44

10. 黒真珠 43度

芳醇でちょっと贅沢な味わい。アルコール度数は43度ですが、比較的クセもなく、度数の高さのわりには飲みやすい泡盛です。

おすすめの飲み方:ストレート、水割り、ロック、お湯割り

黒真珠 43度(八重泉酒造)
商品紹介ページ:https://yaesen.com/shop/

まとめ

このように泡盛は比較的度数も高い強めのお酒ですが、度数や銘柄によっては初心者でも飲みやすいものが多くあります。

泡盛に慣れてきたら、より玄人向けの銘柄に挑戦したり、古酒でまた異なる味わいを楽しむこともできるので、初心者だけでなくお酒を飲み慣れている方でも満足できることも魅力の一つだと言えるでしょう。

また、今回の記事では割愛しましたが、泡盛にはビールや日本酒といった他のお酒よりもカロリーが低く、血液をサラサラにして血栓症を防ぐという健康面でも嬉しいメリットがあります。

まだ泡盛を飲んだことが無い方は、ぜひ一度味わってみることをおすすめします。

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