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【台湾】7月の景気楽観指数、前月からわずかに上昇[経済](2021/07/21)

台湾の金融持ち株大手、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス、国泰金)が20日発表した月例調査「国民経済信心調査」によると、足元の景気について「改善している」から「悪化している」を差し引いた2021年7月の「景気現況楽観指数」はマイナス50.9だった。前月(マイナス51.5)から0.6ポイント上昇した。前月比での上昇は2カ月ぶり。新型コロナウイルスの域内感染が収束傾向にあることが影響した。

調査は7月1~7日に傘下の国泰人寿保険(キャセイライフ)のウェブサイト会員と国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の顧客を対象に、メールによるアンケート形式で実施。2万3,916件の有効回答を得た。

向こう半年の景気予想で、「改善見通し」から「悪化見通し」を差し引いた「景気展望楽観指数」は3.7となり、前月から24ポイント上昇した。

高額な消費財への消費意欲指数はマイナス2.7で、前月から19.3ポイント上昇した。株式市場楽観指数は17.7で、前月から15.5ポイント上昇した。

就業展望楽観指数はマイナス26.8で、前月比14.7ポイント上昇した。不動産購入意欲指数はマイナス26.7で、前月から3.1ポイント上昇した。

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