【中国】海馬汽車の鄭州工場が生産停止、豪雨で[経済](2021/07/22)

河南省鄭州市を襲った豪雨の影響で、深セン上場の自動車メーカー、海馬汽車(海南省海口市)は21日、鄭州工場が生産停止の状態になったことを明らかにした。この工場には新興電気自動車(EV)メーカー、広州小鵬汽車科技(広東省広州市、Xpeng)から受託した車両の生産ラインもあるという。

ネットメディアの澎湃新聞などが伝えた。海馬汽車の工場では水道や電力などのインフラが止まり、生産できない状態にある。

小鵬汽車は、「自社製品の生産と販売に影響はない」と表明した

鄭州に工場を持つ自動車大手の東風汽車集団股フン(湖北省武漢市)は、鄭州工場の従業員の無事を確認したとした上で、「グループの鄭州日産汽車の中牟工場と東風日産鄭州の一部工場が豪雨の影響を受けており、現在は救援活動に尽力している」と明らかにした。

■富士康は状況見て運営調整

米アップルのスマートフォンを組み立てる富士康科技集団(フォックスコン)の鄭州園区は、現時点で生産停止などの影響が出ていないもようだ。富士康の親会社で、EMS(電子機器の受託製造サービス)世界大手の鴻海精密工業は21日、「園区の人員は安全で、水害の変化に応じて運営を調整する」と表明した。

富士康の鄭州園区は、アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」の一大生産拠点。90本以上の生産ラインを置き、従業員数は約35万人。世界のアイフォーンの約半数が鄭州で組み立てられているとされる。

同じく鴻海系の産業向けIoT(モノのインターネット)などを手掛ける富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット=FII、工業富聯)も、鄭州工場の従業員の安全を確認したと明らかにした。

鴻海グループは河南当局に災害復興支援として1億元(約17億円)の寄付を表明している。

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