【カンボジア】英の新貿易制度、カンボジアへの恩恵に期待[経済](2021/07/22)

英国は、2022年に導入を予定する特恵貿易制度「途上国向け貿易枠組み(DCTS)」について、カンボジアを含む対象国などからの意見を受け付けている。カンボジア商業省は、DCTSが対英貿易の拡大につながるとの期待を示している。地元各紙(電子版)が20日伝えた。

英国政府は、既存の一般特恵関税制度(GSP)に変更を加える形でDCTSを策定した。DCTSは後発開発途上国(LDC)47カ国と、世界銀行が「低・中所得国」に分類する23カ国を対象とし、原産地規制の簡易化や関税の引き下げなどが盛り込まれた。

対象となる国の政府や企業、市民団体、消費者団体、一般などからの意見は、英国政府のウェブサイトで9月12日まで受け付けている。

英国のティナ・レッドショー駐カンボジア大使は、「DCTSは自由かつ公平な貿易を推進する取り組みの一環」と指摘。「カンボジアと英国の貿易には、さらなる拡大の余地がある」と述べた。

カンボジア商業省のペン・ソビチート次官は、「対英貿易の拡大につながるあらゆる枠組みを歓迎する」と語った。

今年1~5月の両国間の貿易総額は約2億5,800万米ドル(約283億円)だった。

英国はカンボジアに対し、欧州連合(EU)離脱後の「移行期間」が終了する昨年末まで、武器以外の全ての製品を無関税で輸出できる特恵制度「EBA協定」を適用。今年1月からは独自のGSPを導入している。

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