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【韓国】現代自のEVトラック、生鮮食品宅配へ[車両](2021/07/20)

現代自動車が宅配サービスに活用する自社のポーターのEVモデル(同社提供)

現代自動車が宅配サービスに活用する自社のポーターのEVモデル(同社提供)

韓国完成車大手の現代自動車は18日、デパート大手の現代百貨店やコールドチェーン(低温物流)専門会社のチームフレッシュと協力して、自社の1トントラック「ポーター」電気自動車(EV)モデルを利用した生鮮食品の宅配サービスを試験的に実施すると発表した。今月末から3カ月間の予定。

試験サービスは、ポーターEV4台を使って実施する予定。現代百貨店が運営する食品専門アプリで注文すれば、10~30分以内に生鮮食品の宅配を完了する。サービス範囲は現代百貨店狎鴎亭本店(ソウル市江南区)から半径3キロメートル以内で、宅配時間の指定も可能だ。

現代自はポーターEVをコールドチェーン用に改造し、車両関連のインフラも提供する。チームフレッシュが、車両と宅配員の運用、配達で協力する。

現代自は、需要拡大が予想される宅配サービスでのEV普及を促進し、都会の物流サービスに最適化したシステムを構築していく構え。今回の試験サービスの結果を踏まえて、宅配対象の品目や地域などの拡大も図る計画だ。

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