【インド】火発公社、西部に国内最大級の太陽発電施設[公益](2021/07/15)
インド火力発電公社(NTPC)は、西部グジャラート州のカッチ湿地に大規模太陽光発電施設を整備する計画だ。出力は475万キロワットと、国内の太陽光発電所では最大規模となる。
新・再生可能エネルギー省は13日、同計画を承認したと発表した。発電施設には、商業展開が可能な規模の水素の生産設備も併設される。投資額は公表していない。
NTPCの主力事業は火力発電だが、近年は再生可能エネルギーの活用に力を入れており、昨年10月には完全子会社のNTPCリニューアブル・エナジー(NTPC―REL)を立ち上げていた。NTPCは、再生可能エネルギーを活用した発電能力を2032年に60ギガワット(1ギガワット=100万キロワット)に引き上げる目標を掲げている。