【フィリピン】サンミゲル、スカイウエーで通行料徴収へ[運輸](2021/07/07)
フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は6日、マニラ首都圏を南北に結ぶ高速道路「スカイウエー」の第3期延伸区間で、12日から通行料の徴収を始めると発表した。料金の詳細は明らかにしていない。
ラモン・アン社長兼最高執行責任者(COO)は「延伸区間の建設コストを基に、距離に応じて料金を設定する」と説明した。サンミゲルは新型コロナウイルスを考慮し、約7カ月間にわたって通行料を無料にしていた。
複数の地元紙によると、道路料金統制委員会(TRB)は3月に通行料の暫定案を承認。普通乗用車など「クラス1」の車両が、マカティ市ブエンディア―マニラ市サンタメサ間を通行する場合の料金は105ペソ(約230円)に設定していた。