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【インドネシア】首都空港、乗客向けワクチン接種会場を設置[社会](2021/07/05)

スカルノ・ハッタ空港にワクチンの接種会場が設置された(AP2提供)

スカルノ・ハッタ空港にワクチンの接種会場が設置された(AP2提供)

インドネシアの国営空港運営会社アンカサ・プラ(AP)2は3日、首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港を出発する乗客向けに、空港内でワクチンの接種を開始した。3~20日にジャワ島とバリ島を発着する国内線の乗客に、ワクチン接種証明書の提示が義務付けられたことに伴う措置。

ターミナル2とターミナル3にワクチン接種会場を設置した。ターミナル2の対応時間は午前8時~午後5時、1時間当たりの接種可能人数は200人。ターミナル3は午前8時~午後4時、1時間当たりの接種可能人数は197人。接種は無料としている。チケットを持って出発時刻の3時間以上前に接種会場に到着する必要がある。

スカルノ・ハッタ空港では5日から新型コロナの検査能力も強化する。

同空港では国営ガルーダ・インドネシア航空が6月30日、接種条件を満たした乗客に対するワクチン接種を開始した。ワクチンは中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製。

3日付コンタンによると、保健省のシティ広報官は2日、8月までに1日のワクチン接種人数200万人を目指すと説明。ワクチンの調達と共に、接種会場の拡充に力を入れる方針を示した。

3日付ビスニス・インドネシアによると、ルフット調整相(海事・投資担当)は2日、8月までにジャワ島とバリ島の住民の7割に新型コロナウイルスワクチンの接種完了を期待すると述べた。

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