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【インドネシア】6日から出入国規制厳格化[社会](2021/07/06)

インドネシアの新型コロナウイルス緊急対策本部(タスクフォース)は4日、出入国に関する規制を強化すると発表した。6日から適用を開始し、外国人がインドネシアに入国する際に、新型コロナワクチンの接種を完了したことが確認できる証明書の提示を条件付けた。また、インドネシア国内に滞在中の外国人が、国内または海外へ移動する場合、政府主導の無料ワクチンプログラムあるいは民間主導のプログラムによるワクチン接種を受けなければならないと定めた。

新型コロナ対策として、6日から出入国規制が強化される(アンタラ通信)

新型コロナ対策として、6日から出入国規制が強化される(アンタラ通信)

タスクフォースは、4日付で回状『2021年第8号』の追加回状を公布。外国人が入国する際は、ワクチンごとに必要とされる回数を接種したことを証明する必要があり、大半の場合は2回接種が必要となる。義務化が除外されるのは、閣僚級の外国高官の公式訪問に関連する外交査証か公用査証保持者、特定の国からの渡航者の規制を緩和する「トラベル・コリドー」の枠組みにより入国する場合のみ。

インドネシア人が入国時にワクチン未接種の場合、隔離期間中の2回目のPCR検査で陰性が証明された後にワクチン接種を行う。

海外から渡航後の隔離期間は外国人、インドネシア人ともに8日間となり、隔離の1日目と7日目にPCR検査を実施することが定められた。これまで同様、到着日から計14日間の自主隔離も推奨されている。

政府担当者は6日、NNAのオンライン取材に対して、規制の細則について協議中だと断った上で、外国人が出国する場合は1回以上のワクチン接種を証明する義務があると説明した。母国でのワクチン接種を望む外国人が出国する場合も、インドネシアでの接種を義務付ける方針。現在はワクチン接種年齢に達していない外国籍の子どもにも接種できる制度を準備するという。

在インドネシア日本大使館は、日本へ一時帰国をしてワクチンを接種しようとする人がインドネシアから出国できなくなることをはじめとして「重大な問題がある」として、「外国人の国際的な往来の障害とならないようインドネシア側に対して見直しを働きかける予定」としている。大使館は先のセミナーで、8月1日から日本で開始予定の海外在住者向けワクチン接種事業について、インドネシアで1回目の接種を受けた人は対象外になると説明していた。

■スマホアプリでワクチン接種証明

政府はPCR検査やワクチン接種管理のデジタル化を進めている。政府が管理する、PCR検査や迅速抗原検査、ワクチン接種の記録を、スマホ用アプリ「プドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)」に登録した情報とひも付ける。個人情報などを入力すれば、ワクチン接種歴などの情報やQRコードを自動で表示できるようにする。

ブディ保健相によると、国営空港運営会社アンカサ・プラ(AP)2と協力して5~12日に首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港―バリ島ングラライ国際空港を結ぶ航空便の乗客向けに試験運用する。ブディ保健相は、現場での証明書確認手続きが簡素化できる上、偽の証明書を利用した不正行為を抑止することができると説明した。

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