【タイ】プーケット訪問の外国人、3日間で1300人[観光](2021/07/05)
タイ南部プーケット県では、新型コロナワクチン接種を完了した外国人旅行者を検疫隔離免除で受け入れる実証試験「観光サンドボックス」を開始した1日から3日の3日間に、外国人旅行者1,324人が到着した。バンコクポストが4日に伝えた。
タイ国政府観光庁(TAT)プーケット事務所のナンタシリ所長が3日公表したところによると、初日の1日に326人、2日に514人、3日に484人が到着した。タイ政府は7~9月に10万人の受け入れを目標にしている。サンドボックスでは、外国人旅行者の受け入れと新型コロナ感染防止の両立を目指しており、一定数以上の感染が確認された場合は、中止することになっている。
1~2日に到着した外国人旅行者は、これまでの検査では全員が陰性と判定されている。一方、3日に確認された同県の市中感染者は7人で、第3波が発生した4月以来の累計は746人、死者は7人となった。プーケット県はサンドボックスのため、住民への新型コロナワクチン接種を進めており、2日までに人口40万人のうち84%が1回目、67%が2回目の接種を完了している。