【カンボジア】シノバック製ワクチン、100万回分が到着[医薬](2021/06/29)
カンボジア政府は26日、中国から科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチン100万回分を受け取った。クメール・タイムズ(電子版)が同日伝えた。
財務経済省のボンセイ・ビソース長官らが、プノンペン国際空港でワクチンを受け取った。同長官によると、7月に500万回分、8月に400万回分のワクチン調達が決まっており、18歳未満への接種も検討を始めているという。
政府はこれまでに1,000万回分以上のワクチンを確保。年内に人口の62%に当たる1,000万人への接種を終える方針を示している。
カンボジアでは、26日までに380万3,169人が1回目のワクチン接種を受けた。うち281万3,108人は、2回目接種を終えた。
カンボジア保健省によると、26日から28日までの3日間で、新たに2,467人の新型コロナ感染が確認された。輸入症例は273人。これにより、累計感染者は4万8,532人、死者は556人となった。