【香港】隔離短縮の抗体検査、公認機関を発表[社会](2021/06/28)

香港政府は26日、新型コロナウイルスの抗体検査ができる政府公認の検査機関を発表した。これら機関で検査を受け、新型コロナの抗体を保有している証明書を発行してもらえば、出張などで海外を訪れて香港へ戻る際の強制検疫(隔離)期間が7日間に短縮される。

政府が同日発表した公認機関は、嘉諾撒医院(カノッサ・ホスピタル)、駿嶺生物科技(ケアリンク・バイオサイエンス)、香港(CH)病理検験中心(チャン&ホウ・メディカル・ラボラトリーズ)など20機関。今後新たな機関が加わる可能性もある。

27日付明報によると、同紙がこのうち15機関に問い合わせたところ、検査費用は300HKドル(約4,300円)から1,000HKドル超と幅があり、結果が出るまでの所要時間も数時間から1週間とまちまちの回答だった。提携診療所からの紹介がなければ検査を受け付けない機関もあるようで、詳細については事前に個別に問い合わせる必要がありそうだ。

政府は今月30日から、香港政府の分類で新型コロナの感染リスクが「中程度(C)」または「高い(B)」とされる国または台湾からの入境者に対し、2回のワクチン接種を終えて2週間以上が経過しており、かつ抗体を持っていることが証明されれば隔離期間を7日間に短縮する。現行の隔離期間はワクチン接種済みで14日、未接種なら21日。日本はリスク分類Bに含まれ、今回の規制緩和が適用される。

抗体証明の有効期間は3カ月で、有効期間内であれば入境のたびごとに同じ証明書を提出できる。政府は7月中に空港で抗体検査を実施できる体制を整える方針で、実現すれば香港の身分証(IDカード)や査証(ビザ)を持たない非香港居民を含め、抗体証明を事前に取得できない海外居住者でも隔離期間の短縮が可能になる。

公認検査機関の名称とそれぞれの連絡先は、政府のウェブサイト<https://www.info.gov.hk/gia/general/202106/26/P2021062600414.htm?fontSize=1>で確認できる。

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