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【台湾】デルタ株確認の屏東枋山、2千人がPCR陰性[社会](2021/06/29)

屏東県政府は28日正午までに、新型コロナウイルスのデルタ株のクラスター(感染者集団)が発生した枋山郷の市民約2,000人にPCR検査を実施し、全員の陰性を確認したと明らかにした。このうち500人にはワクチン接種を完了した。中央通信社が28日伝えた。

屏東県では27日までに、タクシー運転手とその乗客、同居者ら12人のクラスターを確認。うちペルーから台湾に戻った2人を含む8人が、感染力の強いデルタ株に感染していたことが分かった。

同県政府は24日、枋山郷の善余村と楓港村に検査場を設置。市民1,962人が検査を受けた。27日午後には近隣の村にも検査場を増設し、引き続き検査を進めている。枋寮郷の枋寮医院の医療従事者67人の陰性も確認した。

台湾衛生福利部(衛生省)中央流行疫情指揮中心は善余村と楓港村向けにワクチン1,200回分を供給。27日から接種を行っている。

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