【韓国】現代自車両、仮想空間で試乗が可能に［車両］（2021/06/28）

「ゼペット」内で現代自の「ソナタ」を試乗できる（同社提供）

韓国の現代自動車は25日、「メタバース」呼ばれる仮想空間で自社車両を試乗できるサービスを開始したと発表した。ＭＺ世代（1980年代～2000年代生まれのミレニアル世代とＺ世代を合わせた言葉）の間でブランドイメージを高める狙いがある。

現代自は、ＩＴ大手ネイバー傘下のネイバーＺと提携。同社が運営する３次元（３Ｄ）アバター（分身）ソーシャルサービス「ゼペット」内で、利用者が自身のアバターを通じて、中型セダン「ソタナ」のスポーツタイプを試乗できるようにした。

現代自は、同社の新しいデザインコンセプトである「センシュアス・スポーティネス（Sensuous Sportiness）」を採用し、デザインを新たにしたソナタを今年４月に発売。ＭＺ世代を潜在的な顧客として位置付け、さまざまな方法でコミュニケーションの機会を探っている。