【ベトナム】フーコックのワクチンパス試験、8月開始か[観光](2021/06/28)

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ベトナム保健省と南部キエンザン省は26日、新型コロナウイルス感染症対策に関する会合を開いた。同省フーコック島でワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」制度を試験導入して外国人観光客誘致を再開する計画が検討されており、8月までに開始する方針が示された。

外国人観光客の誘致は、観光客ともてなす現地住民が免疫を獲得し、感染再発リスクが低いことが前提となる。フーコック島では全ての住民にワクチンを接種する方針。ワクチン22万回分が必要とされており、確保に16~18週間かかると見込まれている。

キエンザン省人民委員会のグエン・ルー・チュン副委員長は「保健省がキエンザン省へのワクチン配分を優先すれば、8月までにフーコック島の外国人観光業を再開できる」と話した。ワクチン接種を完了した外国人観光客向けにチャーター便を提供し、行動を制限した上での観光再開を提案している。まずはワクチン接種を終えたロシア人の呼び込みから始め、他国からの観光客も順次誘致する方針だ。

フーコック島の観光業はキエンザン省の主要な収入源で、パンデミック(世界的大流行)で外国人の往来が滞る中、国内観光客が1日当たり2万5,000~2万6,000人訪れているという。

ドー・スアン・トゥエン保健次官は「試験導入案をファム・ミン・チン首相に提出して承認を得るために、念入りな計画が必要になる」と話した。

ベトナムは他国と比べてワクチン調達が遅れており、各国に協力を呼び掛けている。日本政府は16日、英アストラゼネカ製ワクチン約100万回分をベトナムに無償供与。25日には100万回分の追加供与が発表され、日本が提供するのは計200万回分となる。

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