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【ミャンマー】中国系縫製工場で爆発、エヤワディ[社会](2021/06/14)

ミャンマー中部エヤワディ管区パテインの中国系工場で11日、爆発が発生した。電子メディアのイラワジが伝えた。けが人や工場の損傷、犯人などの詳細は明らかになっていない。

爆発が起きた工場の名は「Huabo Times Textile and Clothing Company」で、事件発生後に治安部隊が直ちに駆けつけ捜査にあたったもようだ。ミャンマー投資委員会(MIC)の事務局である投資企業管理局(DICA)によると、同社は2016年に衣類の製造を行うためミャンマーで会社登記した。

国軍のミン・アウン・フライン総司令官は5月下旬、香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)のインタビューで、外国の投資家を守る方針を強調したばかりだ。

ミャンマーでは3月に、最大都市ヤンゴンのラインタヤ郡区などで中国系工場が放火される事件が発生した。中国政府が同国企業と人員を保護するとともに犯罪者を処分するよう国軍に要請。国軍下の軍事裁判所が、容疑がかかっていた28人に対し、20年の重労働刑の判決を言い渡した。

人民日報系の環球時報(電子版)は3月、ミャンマー国内で攻撃を受けた中国系工場が32カ所に上り、3,700万米ドル(約41億円)の損失が出たと報じていた。

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