【タイ】市中感染2646人、首都が1000人超(8日)[社会](2021/06/09)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は8日、新型コロナの感染者が新たに2,662人確認されたと発表した。このうち市中感染者は2,646人。死者は28人だった。
市中感染者のうち、1,495人が医療機関での検査で、617人が積極的疫学調査で、534人が刑務所で陽性判定を受けた。それ以外の16人は、海外からの帰国・入国者だった。
市中感染者(刑務所で確認された感染者を除く)を地域別にみると、首都バンコクが1,098人、バンコク東郊サムットプラカン県が269人、バンコク北郊パトゥムタニ県が80人、同ノンタブリ県が77人など。
死者のうち23人がバンコク在住だった。女性が17人、男性が11人で、年齢は40~92歳。このうち15人が高血圧だった。
累計の感染者は18万2,548人、回復者は13万1,999人で前日から2,483人増えた。死者は1,297人となった。
同日には38万8,872人が1回目のワクチン接種を、2万7,975人が2回目の接種を完了。累計の接種回数は463万4,941回となった。国内では7日、大規模接種が始動。官民を挙げて今月末までに1,000万回の接種を目指している。