【台湾】防疫規制強化、マスク不着用は勧告なく罰金[社会](2021/05/27)
台湾衛生福利部(衛生省)の中央流行疫情指揮中心は26日、新型コロナウイルスの防疫規定に違反した場合の罰則を強化した。外出時にマスクを着用していない人に対しては、着用の勧告を経ることなく罰金の支払いを命じるとした。
マスク不着用は、十分な距離を取った上で食事をする際などは例外的に罰しない。
域内の飲食業に対しては、一律で店内利用を禁じた。スーパーをはじめとする小売業者には店内の買い物客の数を制限するよう命じ、客には1回の購買量を増やし店の利用回数を減らすよう命じた。
営業停止を命じた娯楽施設などが事業を継続した場合、事業者のほか、店の従業員と消費者も処罰対象とした。
結婚式は当事者以外の人を招いての宴会は禁止。葬式も外部に公開する形式での開催を禁じた。
宗教活動の集まりは全面的に禁止とし、宗教施設の一般市民への開放も禁じた。