【タイ】市中感染2174人、死者15人で最多更新（27日）［社会］（2021/04/28）

タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター（ＣＣＳＡ）は27日、新型コロナの感染者が新たに2,179人確認されたと発表した。このうち市中感染者は2,174人だった。また15人の死亡が確認された。１日当たりの死者は今月25日の11人を上回り、過去最多を更新した。

市中感染者の内訳は、◇バンコクが993人◇バンコク北郊ノンタブリ県が149人◇バンコク東郊サムットプラカン県が93人◇バンコク北郊パトゥムタニ県が93人◇東部チョンブリ県が80人◇南部スラタニ県が62人◇バンコク西郊サムットサコン県が61人◇北部チェンマイ県が60人――など。

市中感染者のうち、2,149人が医療機関で、25人が積極的疫学調査で確認された。市中感染者以外の５人は、海外からの帰国・入国者だった。

ＣＣＳＡによると、死亡したのは全員タイ人で、男性が９人、女性が６人。年齢は37～88歳で、いずれも持病があった。

累計の感染者は５万9,687人で、治療中の感染者は２万5,973人。回復者は３万3,551人で前日から1,958人増えた。死者は15人増えて163人。累計の感染者に対する回復者の割合は56.2％、死者の割合は0.27％となった。

27日には４万184人が１回目のワクチンを接種。３万7,182人が２回目を接種した。累計では122万7,032人が接種している。