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【インド】ロシア製ワクチン、5月1日に到着の可能性[社会](2021/04/29)

ロシアの政府系ファンド、ロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ総裁は27日、同国が開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の第1陣は5月1日にインドに到着するとの見通しを示した。ライブミント(電子版)が伝えた。

スプートニクは、同基金の支援でロシアのガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究センターが開発したワクチン。インドでは、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが同基金から供給を受けるほか、ヘテロ・バイオファーマやステリス・バイオファーマ、パナセア・バイオテックなどの6社が生産することが決まっている。

ドミトリエフ総裁が言及したワクチンは、ドクター・レディーズが荷受人とみられる。だが同社の広報担当者は、インドへの到着は「5月中のいつか」との認識を示しており、1日に確定していないことを示唆。「ワクチンの数量や価格をめぐり、当社とRDIF、政府の間で現在も協議が続いている」ことを明らかにした。

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