【タイ】市中感染2038人、死者8人(26日)[社会](2021/04/27)
政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は26日、新型コロナの感染者が新たに2,048人確認されたと発表した。このうち市中感染者は2,038人で、首都バンコクが最多。また8人の死亡が確認された。
市中感染者の内訳は、◇バンコクが901人◇バンコク東郊サムットプラカン県が110人◇東部チョンブリ県が104人◇バンコク北郊ノンタブリ県が97人◇北部チェンマイ県が84人――など。
市中感染者のうち、1,991人が医療機関で、47人が積極的疫学調査で確認された。市中感染者以外の10人は、海外からの帰国・入国者だった。
CCSAによると、死亡したのはいずれもタイ人で、男性が6人、女性が2人。年齢は24~92歳で、感染リスクの高い場所を訪れたり、感染者と接触したりしていた。東北部ウドンタニ県の男性(24)は持病があり、参加したパーティーで感染したとみられる。今月22日に症状が現れ、陽性判定を受けた24日に死亡した。
累計の感染者は5万7,508人で、治療中の感染者は2万5,767人。回復者は3万1,593人で前日から480人増えた。死者は8人増えて148人。累計の感染者に対する回復者の割合は54.9%、死者の割合は0.26%となった。