【ベトナム】電子機器の輸出額、外資系企業が95%占める[IT](2021/04/26)
ベトナムの電子機器の輸出額のうち、外資系企業による輸出が95%を占めていることが商工省の調べで分かった。VOVニュースが22日に伝えた。
商工省によると、携帯電話やコンピューターなどの電子機器の輸出額は2010~19年にかけて平均50%以上伸長し、19年は870億米ドル(約9兆3,900億円)だった。
輸出額の95%はベトナムに海外直接投資(FDI)している外資系企業が占め、電話とコンピューターはそれぞれ99%、98%だった。
こうした状況の中で、ベトナムの地場企業も外資系企業のサプライチェーン(調達・供給網)に参画するために製品の品質向上が図られているという。商工省傘下の工業庁によると、韓国サムスン電子の現地法人サムスン電子ベトナムのティア1(1次請け)サプライヤーは、過去4年で35社に増えている。