【韓国】KT子会社、インドネシアで通信網事業受注[IT](2021/04/12)
韓国通信大手KTの子会社で衛星事業を手掛けるKT SATは8日、インドネシア政府が主導する通信インフラ事業を受注したと発表した。地場の衛星インターネット事業者のDTPと協力し、東部パプア州にある最大1,300カ所の公共施設に人工衛星を活用した通信インフラを構築する。
受注額は非公開。インドネシアは国土面積が広く島も多いことから、同国政府は衛星を利用した通信サービスを活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める計画だ。
パプア州は韓国の3倍以上の広さで、約340万人が暮らす。KT SATは今回の通信インフラ構築により、現地住民に良質の行政・教育・医療サービスが提供できるようになると説明した。