【中国】３月の携帯出荷、66％増の3609万台［ＩＴ］（2021/04/13）

中国工業情報省（工情省）傘下のシンクタンク、中国信息通信研究院（ＣＡＩＣＴ）は12日、携帯電話機の３月の国内出荷台数が前年同月比65.9％増の3,609万4,000台だったと発表した。プラス成長は３カ月連続。

このうち、第５世代（５Ｇ）移動通信システム対応機種は2,749万8,000台で、全体の76.2％を占めた。５Ｇ機のシェアは初めて７割を超えた。

３月に発売された携帯の新機種は32.3％増の41機種で、うち16機種が５Ｇ対応だった。

１～３月累計の携帯出荷台数は前年同期に比べ２倍の9,797万3,000台となり、うち５Ｇ機は全体の71.3％を占める6,984万6,000台。同時期に発売された新機種は48.8％増の122機種で、うち５Ｇ機は全体の52.5％に当たる64機種だった。

国内ブランド携帯の出荷台数は３月が76.7％増の3,335万4,000台、１～３月が２倍の8,667万2,000台。市場シェアはそれぞれ92.4％、88.5％となった。

出荷された携帯のうちスマートフォンの割合は、３月が97.7％、１～３月が98.2％だった。