【フィリピン】BGC―オルティガス橋、5月に一部開通[運輸](2021/03/25)
フィリピン公共事業道路省は23日、マニラ首都圏タギッグ市にあるボニファシオ・グローバル・シティー(BGC)とパシッグ市オルティガス・センターを結ぶ橋建設について、5月にも一部開通させることを目指していると発表した。
ビリヤル公共事業道路相は「橋の建設は既に完了しており、仕上げ作業を残すのみ」と述べた。パシッグ市のブリクストン通りなどでも、関連の工事が進んでいる。
橋の全長は961メートルで、パシッグ川をまたいでサンタモニカ通り(パシッグ市)とロートン通り(マカティ市)を結ぶ。橋から周辺の道路に接続する部分も整備し、BGCまで接続する。プロジェクト全体の整備区間は1.37キロメートルとなる。
接続事業は「マニラ首都圏物流網」の一部。現在、BCGとオルティガス・センターの間の所要時間は車で1時間だが、完成すれば12分に短縮される。