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【シンガポール】MRT横断線の駅建設、サムスン物産に発注[運輸](2021/03/29)

陸上交通庁がサムスン物産に発注したホーガン駅の乗り換え用通路のイメージ(同庁提供)

陸上交通庁がサムスン物産に発注したホーガン駅の乗り換え用通路のイメージ(同庁提供)

シンガポール陸上交通庁(LTA)は26日、都市高速鉄道(MRT)横断線(クロスアイランドライン、CRL)の第1期工事で、北東部ホーガン駅の建設を韓国のサムスン物産に発注したと発表した。発注額は6億400万Sドル(約490億円)だ。

横断線ホーガン駅は、既存のMRT北東線ホーガン駅との乗換駅。サムスン物産には新駅、トンネル、既存駅との接続部分などの設計、建設を委託する。今年10~12月期に着工する予定だ。

横断線は国内8本目のMRT路線。東部から北東部を経由して西部をつなぎ、全長は50キロメートル以上となる。2030年の開業を予定している。第1期は、東部アビエーションパーク駅から北東部にあるブライトヒル駅までの12駅を含む29キロメートルの区間だ。

サムスン物産は、サムスングループ傘下で建設・商社部門を主力とする。シンガポールではこれまでにも、MRTに関連する建設工事を手掛けてきた。現在はトムソン・イーストコースト線(TEL)のマリンパレード駅やダウンタウン線のシリン駅の建設などを進めている。

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