【シンガポール】バスの屋根に太陽光パネル、初の試験開始[運輸](2021/03/31)
シンガポール陸上交通庁(LTA)は30日、公共バスの屋根に太陽光パネルを設置する試験事業を開始した。同様の取り組みは国内で初となる。
対象となるのは、公共バスの運営を委託している4社のうちの1社である英系ゴー・アヘッド・シンガポールのバス2台だ。屋根に超薄型の太陽光パネルを設置し、9月まで6カ月にわたって試験的に運用する。
太陽光パネルで発電した電気は、バスのバッテリーの充電に利用する。東部パシリスを走行する15番の路線に投入した。
ゴー・アヘッド・シンガポールのマネジングディレクター、アンドリュー・トンプソン氏は「試験事業の結果次第では、持続可能な公共交通機関をさらに推進できる」と述べた。