【韓国】専門委員会「接種を勧告」、AZ製ワクチン[医薬](2021/03/23)
保健・感染症の専門家で構成された韓国の予防接種専門委員会は22日、英アストラゼネカ(AZ)の新型コロナウイルスワクチンについて、「接種を続けることを勧める」との声明を出した。アストラゼネカ製のワクチン投与後に血栓ができるという報告に関しては、「関連性がないと判断した」と説明した。
これにより23日からは、療養型病院や介護施設に入院・入所する患者やその従事者37万7,000人を対象にアストラゼネカ製ワクチンの接種を開始する。5月からは65歳~74歳までの一般の高齢者494万3,000人、6月からは保育・幼稚園や小中学校の教育関係者49万1,000人などに接種していく計画だ。