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【香港】九州産花卉の魅力発信、領事館などイベント[農水](2021/03/18)

在香港日本総領事館などは13日、香港市民に九州産花卉(かき)の魅力を知ってもらおうと、生け花の体験イベントを香港島・銅鑼湾(コーズウェーベイ)で開いた。

イベントは香港日本産食品等輸入拡大協議会の花き輸入研究分科会と共催。同分科会を代表し、宮崎県香港事務所の山田輔(やまだ・たすく)所長が「花の美しさや香りを堪能してほしい」とあいさつした。続けて、香港で生け花の普及に取り組んでいる草月流師範会理事の何顕成さんが、熊本産のアリウムや宮崎産のスイートピー、鹿児島産のテッポウユリなどで五つの作品を生けた。その後、参加した5人が何さんの指導を受けて生け花を体験した。

イベントは、3県を中心とする九州産花卉の魅力をアピールすることで、将来的な日本産花卉の香港への輸出拡大につなげるのが狙い。同協議会の氷室利夫座長は「多くの香港の人たちに日本の花々を届けたい」とコメントした。

日本産花卉の2019年の香港向け輸出額は、切り花が前年比54.2%減の1億1,000万円、植木などが58.5%減の2億1,000万円だった。

同協議会には在香港日本総領事館のほか、日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所、香港日本人商工会議所などが参加している。

在香港日本総領事館などは香港市民に九州産花きの魅力を知ってもらおうと、生け花の体験イベントを開いた(同領事館提供)

在香港日本総領事館などは香港市民に九州産花きの魅力を知ってもらおうと、生け花の体験イベントを開いた(同領事館提供)

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