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【韓国】大手の温室ガス排出量、65%が「割当超過」[経済](2021/03/11)

韓国の企業評価サイトCEOスコアは10日、国内の大企業500社のうち2015年と19年で温室効果ガス排出量と割り当てられた排出枠の比較が可能な138社を対象に分析したところ、19年に排出量が割当量を上回った企業は全体の65.2%(90社)に上ったと発表した。15年時点では52.9%(73社)だった。

特に、発電公企業と鉄鋼で排出枠超過が目立った。また、これら138社の15年の排出量は割当量の104.3%だったが、19年には超過割合が拡大して113.3%となった。これは政府が18年に排出枠を縮小した影響もある。

韓国政府は温室効果ガスの削減に向け、15年に排出権取引制度を導入。企業ごとに排出上限となる割当量を定めている。CEOスコアは、企業は排出枠の超過分を購入しなければならず、負担が増していると指摘した。

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