【中国】宅配便取扱量、2月は73%増の48億件[運輸](2021/03/08)
中国国家郵政局は5日、2月の宅配便取扱量(速報値)が前年同月比73%増の48億件だったと発表した。宅配業務の売上高は34%増の490億元(約8,200億円)だった。新型コロナウイルスの影響で比較対象となる前年同月の数値が低かったため、伸び幅が大きくなった。
今年の春節(旧正月)連休(2月11~17日)は政府が「今いる場所で年越し」を呼び掛けていたこともあり、宅配需要が拡大。春節期間中の宅配便取扱量は前年同期比3.6倍の6億6,000万件に達した。
宅配便に関する有効苦情件数は荷物100万件当たり0.4件で、前年同月からわずかに改善した。消費者の宅配便サービスに対する満足度は0.6ポイント向上し、78.7ポイントとなった。主要地域における72時間以内での配達完了率は70.9%で、前年同月から0.9ポイント上昇した。