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【マレーシア】1月の空港利用者75万人、前年同月比9割減[運輸](2021/02/17)

マレーシアの空港運営マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が15日発表した1月の国内空港利用者数は、前年同月比91.6%減の75万4,000人だった。1月中旬から首都圏などで厳格な活動制限令が敷かれた影響で、前月からは29.4%減少した。

1月の利用者数の内訳は、国際線が前年同月比97.9%減の9万6,000人、国内線が84.6%減の65万8,000人。前月比では国際線が24.7%増だった一方、国内線は33.6%減だった。

国際線の内訳は、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の路線が前年同月比98.7%減の2万9,000人、域外路線が97.2%減の6万7,000人だった。

クアラルンプール国際空港(KLIA)の利用者数は95.1%減の26万1,000人。内訳は国際線が97.6%減の9万3,000人、国内線が88.0%減の16万8,000人だった。旅客ターミナル別の利用者数は、メインターミナルが95.1%減の12万3,000人、格安航空会社(LCC)専用ターミナル(KLIA2)が95.1%減の13万8,000人だった。

KLIA以外の国内空港の利用者数は86.4%減の49万3,000人。うち国際線は99.6%減の3,000人、国内線は82.9%減の49万人だった。

このほか、MAHBが海外で運営するトルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港(SGIA)の利用者数は55.4%減の132万1,000人。同社が運営する国内外の空港全体の利用者数は82.6%減の207万6,000人だった。

MAHBは今後について、州をまたぐ移動の再開や新型コロナウイルスワクチンの接種開始に伴い、向こう数カ月で国内線の利用者数は徐々に回復していくとの見通しを示した。

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