【カンボジア】新型コロナワクチン、３日間で1500人が接種［医薬］（2021/02/16）

カンボジア保健省は、10～12日の３日間で1,492人が新型コロナウイルス感染症用ワクチンの接種を受けたと発表した。クメール・タイムズ（電子版）が15日伝えた。

保健省の広報官によると、10日に339人、11日に442人、12日に711人が中国医薬集団（シノファーム）製ワクチンの接種を受けた。当初は計1,947人が接種を予定していたが、455人は基礎疾患などの関係で受けられなかった。

保健省は10日に新型コロナワクチンの接種を開始。首都プノンペンの国立小児病院、国立カルメット病院、アン・ドゥオン病院、クメール・ソビエト友好病院などで接種を行っている。

15日付プノンペン・ポスト（電子版）によると、保健省は12日、中国・科興控股生物技術（シノバック・バイオテック）と英アストラゼネカの新型コロナワクチンについて、緊急使用許可を公布した。14日時点で、ワクチンの調達日程などは未定という。

カンボジアの新型コロナ感染者数は、14日時点で累計479人となった。このうち469人が回復した。