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【カンボジア】コロナワクチンの接種始まる、初日は339人[医薬](2021/02/15)

カンボジア保健省によると、首都プノンペンで10日、339人が新型コロナウイルス感染症用ワクチンの接種を受けた。保健省は同日から、医療従事者などを対象にワクチン接種を開始した。プノンペン・ポスト(電子版)が11日伝えた。

保健省の広報官によると、10日は425人が接種を予定していたが、86人は基礎疾患などの関係で受けられなかった。

同省は引き続き、最優先対象となる医療従事者などに接種を受けるよう呼び掛けている。接種は国立カルメット病院やクメール・ソビエト友好病院などで実施。保健省はこれらの病院に対しても、職員へのワクチン接種を行うよう求めた。

接種するワクチンは中国国営の中国医薬集団(シノファーム)製で、対象年齢は18~59歳。カンボジアは7日、同社製ワクチンを60万回分(接種は1人2回)受け取り、保健省と国防省に半量ずつを割り当てた。

一方、ティア・バン国防相は10日に行った記者会見で、自身は20日ほど前にワクチン接種を受けたことを明らかにした。家族や側近も同時期に接種を受け、副反応は起こっていないという。

カンボジアの新型コロナ感染者数は、12日時点で累計479人となった。このうち463人が回復した。

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